昭和電工、リチウムイオン電池の小型化に貢献する外装材の開発に成功

JCN Newswire / 2015年1月8日 14時52分

Tokyo, Jan 8, 2015 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)の子会社、昭和電工パッケージング株式会社(神奈川県伊勢原市、社長:渋谷昌夫 以下、昭和電工パッケージング)は、ラミネート型リチウムイオン電池(以下、LIB)の包材であるアルミラミネートフィルム(以下、ラミフィルム)に導電性を持たせ、LIB の小型軽量化に貢献する技術を開発しました。

1. タブリードレス電池の開発(ラミフィルムの導電化)

通常、ラミネート型LIB では、集電体に集められた電気を外部に送り出す端子(タブリード)を正負極に溶着し、充放電を行いますが、今回、昭和電工パッケージングは、ラミフィルム自体に正負極構造を持たせ、充放電させることに成功しました。これにより、タブリードの溶着が不要となり、ラミネート型LIB の小型・軽量化が可能になりました。加えて、従来のラミネート型LIB の問題点であったタブリード周辺からの電解液漏れを防止できるとともに、放熱性も向上することから、自動車向けなどの大型LIB への応用が期待されます。

2. 超薄型電池の開発(電極とラミフィルムの一体化)

上記に加え、昭和電工パッケージングでは、電極とラミフィルムを一体化させた製品を開発しました。本製品は、正負極構造を持ったラミフィルムに正負極活物質を塗布し、電解質やセパレーターを封入したもので、従来の正負極金属層が不要となることから、従来比で50%以上薄い、厚さ100 um前後の超薄型電池やキャパシタの製造が可能になりました。加えて、伸縮性や捲回性(電極の巻き易さ)に優れていることから、今後はIC カード等の薄型製品へのLIBの搭載のほか、駆動型製品などへの応用が期待されます。

樹脂とアルミ箔の複合材であるラミフィルムを用いたラミネート型LIB は、金属製の円筒型LIB や角型LIB に比べて成形の自由度が高く、軽量、放熱性に優れていることが特長です。LIB 包材向けラミフィルムの市場規模は、本年には250 億円程度になるとみられていますが、スマートフォンやタブレット端末などに代表されるスマートデバイスの台頭による小型LIBの需要に加え、自動車の電装化の進展・普及に伴う大型LIB の需要増大が期待されます。

今回、昭和電工パッケージングが開発したラミフィルムは、1 月14 日から1 月16 日に東京ビッグサイトで開催される「ネプコンジャパン2015 電子部品・材料EXPO」にて紹介いたします。

当社グループでは、現在推進中の中期経営計画“PEGASAUS(ペガサス)”フェーズIIにおいて、LIB 用材料を新規(育成)事業に位置づけており、ラミフィルムにおけるトップレベルのシェアと品質の維持向上に引き続き取り組むとともに、今後も需要の高まるLIB 市場に対して高機能製品を絶えず提供することに努めてまいります。

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