10年連続県初戦敗退、部員5人から「下克上だ」

読売新聞 / 2018年8月11日 9時6分

三重大会で初優勝し、喜ぶ白山の選手たち(橘薫撮影)

 高校野球の三重大会で2年前まで10年連続で初戦敗退だった白山(津市)が、厳しい練習を重ねて夏の甲子園切符を手にし、11日に初戦を迎える。「日本一の下克上だ」と言う部員は初戦突破を目指し、地元は「甲子園でもミラクルを」と期待している。

 東拓司監督(40)は大阪体育大で、後に読売巨人軍に進む上原浩治投手と一緒にプレー。前任の上野(三重県伊賀市)では監督として三重大会4強に導いた。だが、白山に着任した5年前、部員は5人。グラウンドの雑草は伸び放題で「がくぜんとした」。県内各地の中学校野球部関係者を「レベルは関係ない。意欲のある選手に来てほしい」と訪ねて回り、部員はマネジャーを含め56人に増えた。

 平日は練習時間の多くを打撃練習に充て、土日は練習試合。試合の感覚をつかむため年間約160試合をこなした。昨夏、ついに三重大会16強になった。

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