沢村と松坂、ナインの反応に「明暗」 ファンからは批判殺到だが...

J-CASTニュース / 2019年5月22日 12時56分

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飲酒トラブルを起こした巨人・沢村拓一投手(31)とゴルフ問題で揺れる中日・松坂大輔投手(38)へのナインの反応が、明暗を分けている。一部週刊誌に2019年4月中旬に飲酒によるトラブルを報じられた沢村。一方の松坂もまた、写真週刊誌に練習日のゴルフをすっぱ抜かれ球団から処分を受けた。

両者へのファンの反応は一様に批判的な厳しいものだが、それぞれのナインの反応はファンのものとは少し異なるようだ。

「美談にしてはならない」

5月7日発売の週刊誌で飲酒トラブルが報じられた沢村は、5月17日に1軍に昇格し、その日の中日戦にリリーフとして登場。9回を三者凡退に抑え、981日ぶりのセーブをマークした。18日の中日戦にもリリーフとしてマウンドに上がり、中日打線を無失点で抑えた。17日の試合後、沢村の復活劇に宮本和知投手総合コーチ(55)が「涙が出そうになった」と率直な心情を明かしたが、ネットでは「美談にしてはならない」との厳しい声も。

一方、キャンプ中にファンとの接触で右肩を痛め、現在、リハビリを兼ねて2軍で調整中の松坂は5月17日発売の写真週刊誌に練習日にゴルフをしている姿をキャッチされた。ゴルフがリフレッシュを兼ねたリハビリの一環であれば何ら問題はなかったのだろうが、練習日にゴルフに興じていたことに批判が殺到。こちらも沢村同様にネット上ではファンの厳しい声が多く寄せられた。

沢村、松坂ともに「問題行動」が公にされたことで社会的な制裁は受けたとする見方もある一方で、依然として野球ファンの批判があることは事実。ただ、在京のプロ野球関係者によると、チームメイトの反応は、沢村と松坂とではかなりの「温度差」があるという。関係者次のように語る。

「マウンドで結果を残してもチームの信頼が回復するか...」

「沢村と松坂の決定的な違いはナインからの信頼でしょう。沢村は事件後、しれっと1軍のマウンドに上がっていますが、ナインの目は冷たいといいます。自業自得と言ってしまえばそれまでですが、飲酒のトラブルは2度目ですから、マウンドで結果を残してもチームの信頼が回復するかといえば疑問ですね」


前出の関係者は松坂に対するナインの反応をこう続けた。

「中日の若い選手には松坂を尊敬するものが多い。特に若い投手からみればレジェンドですから。今回の件は道徳的観点で言えば問題がありますが、今のところナインの信頼は失っていないでしょう。若手投手の中には、松坂の復帰を望む声が多いと聞きます。今回の件は松坂にとっていいお灸になったと思います。松坂の場合、1軍のマウンドで結果を出すことで、ファンの信頼も回復すると思います」

巨人は腰の違和感を訴えたエース菅野智之投手(29)の出場選手登録を5月21日に抹消。首位から陥落したチームは、しばらくエース不在のローテーションを強いられる。先発だけでなく、中継ぎ、リリーフに不安を残すだけに、今後も沢村の登板の機会は増えていくだろう。一方の松坂は6月以降の1軍復帰が期待される。ともにチーム事情から必要とされる投手だが、ナインのとらえ方には「温度差」があるようだ。

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