テレ朝「モーニングショー」選挙終ったらやり出した週刊新潮スクープ「石崎徹暴力事件」自民党に忖度?

J-CASTテレビウォッチ / 2019年7月26日 17時42分

朝メシを喰いながら、フフジテレビ系の朝の情報番組「とくダネ!」とテレビ朝日系の「モーニングショー」(以下『モーニング』)を交互に聞いている。「モーニング」は玉川徹という局の人間が時々鋭い突っ込みをするという評判だが、7月23日(2019年7月)の放送を聞いていて、思わず飯茶碗を落としそうになった。

週刊新潮が先週報じた石崎徹代議士の暴力問題を取り上げたのだが、司会の羽鳥慎一アナは、自分たちの取材で先ほどわかったかのようにいったのである。おいおい、お前のところの取材じゃなくて、週刊新潮を読んだんだろ。なぜ、先週取り上げなかったんだ。

理由はハッキリしている。参議院選中だったから「自民党に忖度」したのだ。選挙期間中は、どの政党も公平に扱わなくてはいけないという倫理規定に縛られているからだが、ニューズウイーク日本版で、山田健太専修大学教授がこう話している。

<公選法の本則には、選挙報道の「自由を妨げるものではない」と書かれている。「公正を害してはいけない」とあるのは、但し書きのほうだ。わざわざ選挙報道は自由です、と定めているにもかかわらず、なんとなく公正さを担保しましょう、という但し書きのほうがメインになってしまっている>

 

公正な報道という主観的なものを、候補者から文句をいわれないために、「数量公平」、つまり、どこの政党も同じ時間にすれば公平だと、易きに付いてしまうからだ。

そのため、山本太郎の「れいわ新撰組」のように、有権者の注目を集め、比例で2人も当選させた党を「泡沫候補」扱いにして報じないということが起きる。「モーニング」は25日に山本太郎をスタジオに呼んだが、選挙中にどれほど「れいわ」を取り上げたのだろう。「モーニング」は他局に比べれば、政権批判のようなものをやっている"フリ"をしているかもしれないが、私には同じ穴の狢に見える。

玉川徹は、ジャニーズ事務所の圧力問題で「テレ朝が一番忖度しているはずだと思う。誰か証言する人間はいないのか」といったのだろうか。その石崎代議士は参院選中は姿を消していたが、同じ新潟で今回選挙に出ていた現職の塚田一郎を落選させるほどの影響力を発揮したと週刊新潮が報じている。

塚田は「忖度発言」もあったが、安倍、菅、小泉進次郎が応援に駆け付け、田中角栄以来連続当選してきている保守王国新潟を守れるかと思われていた。そこに石崎スキャンダルが直撃したのである。4%の僅差で敗れ去った。

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