DeNA「奇跡の逆転V」のシナリオは... OBは「投手陣の踏ん張り」期待

J-CASTニュース / 2019年9月20日 16時41分

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DeNAの奇跡の逆転Vが見えてきた。

DeNAは2019年9月19日、本拠地・横浜スタジアムで広島と対戦し、7点差をひっくり返す大逆転劇でサヨナラ勝ちした。7点ビハインドの6回、ネフタリ・ソト外野手(30)の3ランと梶谷隆幸外野手(31)の満塁弾で同点に追いつき、8回に逆転されるもその裏に1点を取り返してまたも同点に追いつく。最後は延長11回にソトの3ランが飛び出し逆転サヨナラ。首位・巨人とのゲーム差を3ゲームに縮め、逆転Vへ一歩前進した。

「ホームランを打たれるイメージはなかったかも」

2本の本塁打を放ちビッグイニングとなった6回の攻撃。横浜OBで野球解説者の野口寿浩氏(48)は、1死1塁の場面での筒香嘉智外野手(27)の死球が分岐点になったと指摘した。広島・先発の床田寛樹(24)が筒香に死球を与え、1死1、2塁になったところでソトに3ランを浴び、続く嶺井博希捕手(28)、大和内野手(31)に連続安打を浴びて降板となった。

「5回まで横浜打線は床田投手にうまく抑えられていました。6回の攻撃ですが、筒香選手に与えたデッドボールが非常に大きかったと思います。このデッドボールが床田投手に与えた精神的な影響は大きく、ソト選手にボールが2つ続いてしまいました。この場面は満塁には出来ませんので、ストライクを取りに行ったところ、シュートが真ん中に入ってしまいました。今シーズン、床田投手はソト選手にヒットを打たれていませんでしたので、ホームランを打たれるイメージはなかったかもしれません」(野口氏)

この日は途中出場の梶谷が持ち前の勝負強さを発揮し、2打数2安打5打点と大爆発。6回に九里亜蓮(28)から満塁弾を放ち、1点ビハインドの8回にはヘロニモ・フランスア(25)から殊勲のタイムリーツーベース。野口氏は「梶谷選手の2打席の集中力はすごいものがありました。勝負強さはさすがです」と手放しで絶賛する。

「数字で見れば巨人の絶対的優位は動きませんが...」

DeNAは残り6試合。対する巨人は7試合を残している。20日、21日は直接対決となり、DeNAが連勝すればその差は1ゲーム差まで縮まる。ただ、19日の試合では延長戦になったこともあり、6人の救援陣をマウンドに送り込んだ。守護神・山崎康晃(26)は9回、10回の2イニングを投げ、最後は三嶋一輝(29)が締めくくった。

「山崎投手は2イニングを投げましたが、幸いにもエスコバー投手は5球、三嶋投手は7球で抑えました。20日の巨人戦では、早めの継投が考えられます。山崎投手の出場の機会は当然あるでしょうが、エスコバー投手、三嶋投手が回をまたいで投げることも想定されます。巨人戦連勝には投手陣の踏ん張りが欠かせません。数字で見れば巨人の絶対的優位は動きませんが、横浜は残り試合全勝するつもりで臨んでほしいです」(野口氏)

20日の先発は、DeNAが平良拳太郎(24)で、巨人が山口俊(32)。くしくも2016年オフにDeNAから巨人にFA移籍した山口の人的補償となったのが平良で、20日の試合は「因縁対決」となる。巨人が勝利すれば、最短で21日に5年ぶりの優勝が決まる。今シーズンのセ・リーグ天王山となる。

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