村西とおる「エイズ撲滅にお役に立てるのであれば、どこにでも参上する」 厚労省イベント起用への批判に、本人が大熱弁

J-CASTニュース / 2019年11月6日 16時59分

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レッドリボンライブ2019のウェブサイトより

厚生労働省主催のエイズ予防啓発イベント「レッドリボンライブ2019」(11月28日開催)に、ドラマ「全裸監督」で話題となったアダルトビデオ監督・村西とおる氏が出演することをめぐり、ネットで波紋が広がっている。

村西氏ははたして適任なのか。J-CASTニュースでは、当の村西氏本人に話を聞いた。

厚労省「20代~50代まで幅広く発信力がある」

2019年は、村西氏の半生を描いたネットフリックスによるオリジナルのドラマ作品「全裸監督」が注目を集めた。見事な演技で村西氏本人になり切った俳優・山田孝之さんの演技なども話題を呼んだ。

再び時の人となった格好の村西氏だが、アダルトビデオ監督として一世を風靡するとともに、奔放な言動でも知られている。

ツイッター上で厚労省のアカウントが啓発イベントに、そんな村西氏が出演する旨を11月1日に告知したことで、ネット上では、氏の過去の女性に対する発言などを取り上げ、イベント出演をめぐって疑問や批判の声が上がっていた。

厚労省結核感染症課エイズ対策推進室の担当者は6日、J-CASTニュースの電話取材に対し、村西氏の人選などを次のように語った。

同イベントは、12月1日の「世界エイズデー」に合わせ、毎年11月末ごろ、エイズに関する正しい知識を持ってもらおうと開催。ライブやトークでエイズ予防啓発に取り組んでいる。

イベントのトークの部では、医師とゲストがエイズに関する正しい知識について対談。ゲストの人選について、厚労省の担当者は取材に対し、「エイズに対してある程度知識のある方で、影響力のある方」と説明する。

村西氏を選んだ理由について、担当者は、「もともとアダルトビデオの監督時代が1980年代で、現在の40代~50代への方の発信力が高いと考えられています。最近、話題になった『全裸監督』で、20代~30代への発信力も大きいと考えられる。20代~50代まで幅広く発信力があるかなと思います」と語った。

ツイッター上で寄せられている村西さんのイベント出演をめぐる批判的な意見に対し、担当者は、「例えば、女性軽視などの思想とかの発言はだいぶ昔の話で、最近の発言を検索しているところではなさそうです。起用するにあたって特に大きな問題はない」との見解を示した。「HIV・エイズ予防の重要性にはおそらく監督時代から認識されている。性を題材とする業界の第一人者からの視点としてのコメントをこちらとしては期待しております。正しい知識の普及啓発に努めていただければ」。

「悪評とか非難中傷、大いに結構。エイズというものにご興味持って頂ければ」

イベント出演をめぐってネット上で批判の声が相次いでいることを、本人はどう受け止めているのだろうか。J-CASTニュースは6日、電話取材で村西氏本人にネット上の反応を聞いた。

村西氏は「わたしどもに対して言っていただくことは自由ですから。どうぞお好きなように何でもおっしゃってください。何を言われても全く痛痒(つうよう)を感じないんですよ」と主張。氏は、「自分は世のため人のために思えることだから協力する。皆さんにプラスになることであれば、地球の裏側まで行きますよ?」などと続けた。

その上で、村西氏は、「他人の評価においてわたくしは、皆さまに対して今までお世話になって参りましたのでね。その御恩返しをしなきゃいけない。そういう意味で今回の厚生労働省の企画に、まったくなんの衒(てら)いもなくご協力する、ただそれだけです」と話す。

「まったく打算もなければ損得勘定もない。こうして、わたしが登場することによってエイズに対する興味をまた持って頂ければ、それはそれでよろしゅうわけです。だから、悪名は無名に勝る。そういう意味では私の存在の意義はあるのかなと思っています。ともかく、地球からエイズを撲滅するためにお役に立てるのであれば、どこにでも参上します。そういう立場でございます。悪評とか非難中傷、大いに結構。エイズというものにご興味持って頂ければ。わたしを批判する人たちは自らが、エイズ撲滅に対してどういう関与をしているのか。批判は何にも生産的なものを産まないんですよ。生産的なことにみんなで参加しませんか? 私はそう思いますね」

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