「凡戦」のヘビー級タイトル戦だが... 両者のファイトマネー総額は50億超?

J-CASTニュース / 2019年12月8日 16時22分

写真

画像はイメージ

ボクシングのIBF・WBA・WBO世界ヘビー級タイトル戦が2019年12月7日、サウジアラビア・ディルイーヤアリーナで行われ、前王者アンソニー・ジョシュア(30)=英国=が、王者アンディ・ルイス(30)=米国=を3-0の大差判定で下した。今年6月にルイスに7回TKOで敗れたジョシュアは、王座返り咲きに成功した。

会場からはブーイングも

試合は大方の予想通り、身長、リーチで大きく上回るジョシュアが距離を取る展開に。リング上の王者は以前にまして腹回りがだぶつき、調整不足は明らかだった。前回の対戦時よりも約5キロ絞って臨んだジョシュアに対し、ルイスは約7キロ増の128.6キロでリングに上がった。

1回にジョシュアが右ストレートでルイスの左目じりを切り裂き、試合は早くも流血戦に。だが、ジョシュアはルイスの一発を警戒するあまり危険を冒さず「安全運転」に徹する。一方、前回4度のダウンを奪ったルイスはジョシュアの懐に入り込むことができず、試合は盛り上がりに欠け淡々と進み、会場からブーイングが起こる場面もみられた。

危険を避ける挑戦者に、体重増で瞬発力に欠ける王者。3本のベルトがかけられた最重量級のタイトル戦は、派手な打ち合いもなければスリリングなシーンもなく、ファンの期待を大きく裏切る退屈なものとなった。

3度目の対戦は来年にも実現しそうだが...

ジョシュアのアウトボクシング戦略によってヘビー級らしからぬ迫力に欠けたタイトル戦になったものの、ファイトマネーはヘビー級らしいビッグマネーが用意されたようだ。ルイスのファイトマネーは約10億円、挑戦者ジョシュアは40億円超と推定され、両者のファイトマネー総額は50億円を超えるとみられる。

完勝でリベンジを果たしたジョシュアは「俺に2回勝つのは無理だ」と誇らしげに胸を張り、「3度目をぜひやりたい」とラブコール。一方のルイスは「言い訳はしない。3度目の戦いをしたい」とジョシュア戦を希望した。来年にも3度目の対戦が実現しそうな雰囲気だが、ボクシングファンの心中は...。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング