自室に遺体、遺棄容疑で逮捕の住人「明らかに犯人でない」と不起訴…広島地検

読売新聞 / 2020年9月17日 9時18分

 広島県福山市で今年2月、会社役員の男性(当時45歳)が殺害された事件で、広島地検は16日、死体遺棄容疑で県警に逮捕された土木作業員の男性(57)を不起訴(嫌疑なし)とした。地検は処分理由について「犯人でないことが明らかなため」としている。

 事件は2月27日、福山市のアパートの一室で、役員の遺体が見つかり、発覚。県警は3月1日、この部屋の住人だった作業員を死体遺棄容疑で逮捕したが、調べに対し、作業員は「分かりません。知りません」と容疑を否認していた。

 その後の捜査で、役員と内縁関係にあった無職福山美保(52)と大工前田悟(51)の両被告が殺人罪と死体遺棄罪で、別の男2人も死体遺棄罪で起訴されたが、作業員は3月23日に処分保留で釈放された。

 捜査幹部は「自室に遺体がある理由について任意の聴取で説明せず、逃走の恐れもあって逮捕した」としている。県警福山北署の水永幸治次長は、読売新聞の取材に対し、「不起訴という結果になったことは 真摯 しんし に受け止めている」と話した。

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