国体延期でも独立開催へ 「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2020 KAGOSHIMA」実現の素晴らしさ

J-CASTニュース / 2020年10月10日 21時0分

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話題を呼んだ「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」(プレスリリースより)

全国都道府県対抗によるeスポーツ大会「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2020 KAGOSHIMA」が、2020年12月20日と26、26日の3日間に渡り開催される。

昨年は国体の文化プログラム事業として開催

昨年は「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラム事業の一環として、国体史上初となる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」が開催され大きな話題となった。今年も継続して行われる予定となっていたが、新型コロナウイルスの影響により国体が延期され、文化プログラム事業の中止が決定したためeスポーツ選手権は国体と切り離し単独で開催されることとなった(主催:全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA 実行委員会(南日本新聞社、MBC南日本放送、一般社団法人日本eスポーツ連合、鹿児島インファーメーション、共同通信デジタル))。なお、鹿児島国体は2023年の実施が予定されている。

形式はすべてオンラインで、5タイトル9部門が開催される。日程は以下の通り。

12月20日(日)
「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」(学生の部、一般の部)

12月26日(土)~27日(日)
「eFootballウイニングイレブン」(高校生の部、オープンの部)
「グランツーリスモSPORT」(少年の部、一般の部)
「パズドラ」(オープンの部)
「ぷよぷよeスポーツ」(小学生の部、一般の部)

また、当初は「モンスターストライク」(少年の部)の開催も予告されていたが、見送りとなっている。

予選については各競技・レギュレーションごとに開催日は異なる。各競技部門の公式サイトに記載されているので、参加を考えている方は各自確認をお願いしたい。

昨年の茨城国体での大会は、多くの関係者の英断のもと実現にこぎつけ、約600人の選手が参加するほどの成功を収めた。今年はコロナ禍により国体も延期を余儀なくされているが、オンライン開催できる強みを生かしeスポーツ大会のみが国体を離れて開催にこぎつけたのは非常に大きい。国体の看板が無くとも大会を開催したいという意志を持つ方が地方に確実に存在しており、そして実現できることが明らかになったからだ。

また、昨年は「eFootball ウイニングイレブン2020」「グランツーリスモSPORT」「ぷよぷよeスポーツ」の3タイトルだった競技数も5つに増加している。国体だけではなく、国のイベントは通例が重視される傾向があり、「去年が3つだったから今年も3つで」という方向に流れがちだ。2019年に芽吹いた国体でのeスポーツが翌年には通例を打破し、更には国体を離れての開催を実現したことは、ゲームが文化として力強く根付きつつあることを示唆しているのではないだろうか。

本大会を実現に導いた関係者の熱意に感謝したい。

(eスポーツライター 早川清一朗)

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