橋下徹「突き詰めれば説明の問題」。「学術会議」任命拒否問題で、時事You Tuberと議論平行線、一致したのは「『ふかん的』では納得できない!」

J-CASTテレビウォッチ / 2020年10月12日 12時14分

「日本学術会議」の任命拒否問題で菅義偉首相は9日(2020年10月)、任命を見送った理由について「俯瞰(ふかん)的な観点から」と説明。さらに、「名簿を見たときはすでに6人の名前は削除されていた」と発言した。学術会議からは文書の改ざんではないかという指摘が相次いでいる。

「グッとラック」には「総理に任命拒否する権限がある。ただし、きちんとした説明が必要」と主張する元大阪市長で弁護士の橋下徹氏と、「任命拒否はしてはならない」と憤る時事You Tuberのたかまつななさんが参加、議論を交わした。

たかまつさんは「これは学問の自由を脅かす事態です。任命拒否できるのであれば、政府が人を好き勝手選べるようになってしまう。(任命は)形式なものに過ぎないとずっと言い続けてきた政府が、ここで急に解釈を変え、それに対して説明がないのは本当におかしい話です」と指摘。

橋下氏「政治の暴走は我々が選挙で正す権利を持っている」

対する橋下氏は「学術会議は公の機関。公の機関である限り、国民主権の中で運営されないといけない。学問の自由が脅かされると言うが、例えば最高裁判所の裁判官は内閣が選ぶけれど、司法権は三権分立で憲法的に独立が保障されている。仮に学術会議が独立した機関だとしても、メンバーを政治が選ぶことでただちに独立が脅かされるわけではない」と反論。

たかまつさんが「総理大臣が任命拒否をどんどんするようになったら、暴走や独裁ということになりませんか?」と聞くと、橋下氏は「それは選挙で国民が決めればいい。政治の暴走ばかり言いますが、学術会議が暴走することもある。そこは政治が正さなければならない。政治の暴走は選挙で我々が選挙で正す権利を持っている」と答えた。

平行線をたどる議論に、メインコメンテーターの田村淳が一言。「たかまつさんは、菅さんからきちんとした説明をすれば任命拒否をしてもいいと思いますか?」

たかまつさん「そうですね。国民の理解が得られるような説明だったら」

田村「『総合的・俯瞰的』だと説明不足というのがお2人の共通ですよね。行きつくところは一緒です」

橋下氏「これは、突き詰めていけば説明の問題だから」

無理やり落としどころを探り出した感が否めないが、約40分続いた議論はようやく終わった。

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