スマホを手にしただけなのに... 「新井さん」引退後もなお愛されキャラ

J-CASTニュース / 2020年10月20日 16時7分

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「新井さん」人気未だ衰えず?

「ガラケー派」で知られていた元プロ野球選手の新井貴浩さんが、慣れないスマートフォンを通じてツイッターを始めたことが話題を呼んでいる。

現役時代は全力プレーと誰からも愛される人柄で親しまれていた新井さん。その人気や注目度は、引退から2年が経った今も健在のようだ。

現役時代は同僚、ファンからもいじられ...

新井さんは98年に駒澤大学からドラフト6位で地元の広島東洋カープに入団。持ち前の強い体とハードな練習が実を結び、3年目の01年にはレギュラーに定着、05年にはホームラン王に輝いた。07年オフには阪神へFA移籍。当時のFA宣言会見で「辛いです」と涙ながらに語ったシーンは、今も語り草だ。

阪神には7年間在籍し、15年シーズンに広島へ復帰。16年には39歳でセ・リーグMVPに輝いた。チームのリーグ3連覇に大きく貢献し、18年に惜しまれつつ現役を引退。現在は野球解説者として活動している。

名実ともにカープの「レジェンド」とも言える新井さんだが、最大の魅力は誰からも愛されるキャラクターだ。広島入団後〜阪神在籍時にかけては、同郷の先輩・金本知憲さんから強烈なイジリを受け続ける日々。15年に37歳で広島へ復帰すると、今度は菊池涼介選手や丸佳浩選手(現巨人)、鈴木誠也選手など20代の若手からもいじられる始末だった。

野球ファンの間では、新井さんの打つ併殺打は「ツラゲ」(辛いです、ゲッツーを合わせた造語)と言われた。何かにつけて「新井が悪い」と責任をなすりつけられることもあった。サヨナラヒットで拳を突き上げる姿や、打席で大きく仰け反る姿など、新井さんの「全力プレー」を写した写真の数々は、ネットユーザーの「おもちゃ」にもされた。

「もとふ。露やきゃ雨選手です」

新井さんの「愛されぶり」は現役を退いた今も変わらない。2020年10月18日にYouTubeで配信されたスマートフォン向けゲーム「プロ野球スピリッツA」(以下、プロスピA)の特番に金本さんと新井さんが揃って登場。「ガラケー派」を自称する新井さんが、プロスピAの企画を通じて慣れないスマートフォンの操作に挑戦し、さらにツイッターも始めたことを明かした。その初投稿は、以下のようなものだった。

「新井貴浩です。もとふ。露やきゃ雨選手です。今は、モデルと俳優やってます。」

新井さんは「プロ野球」と打つべきところを「ふ。露やきゃ雨」と誤入力。「新井貴浩」と名乗るアカウントのアイコンも初期設定の画像だった。「モデルと俳優」という肩書きも謎だ。このいかにも怪しいツイートは10月2日にiPhoneから投稿されたが、18日の放送で新井さん本人のアカウントだと明かされると広く拡散。フォロワー数も20日15時時点で5.5万人を超えた。

また、初期設定だったアイコンもその後、自身の写真へと変更。20日にはプロスピAの公式アカウントの投稿をリツイートし、「初リツイート、できました!」と喜びを伝えた。

「スマホ挑戦」に地元局も興奮気味に反応

そして、今回の「スマホ挑戦」に最も驚いているのがカープファンだ。

新井さんは広島時代の17年にNHKの「サンデースポーツ」に出演した際、河内貴哉球団広報からスマホへの機種変更を懇願されるも「わしの最新の携帯」だとして拒否。スタジオでは実際に新井さん愛用の「ガラケー」が紹介された。

また、19年11月にYouTubeで公開された金本とさんとの「プロスピA」の対決動画でも、「カープの後輩からは、恥ずかしいんでいい加減(スマホに)替えてくださいと言われるんですけど、私は何が恥ずかしいのかわからない」と譲らず。これには金本さんも「買いなさい」と呆れたようにツッコんでいた。

こうした経緯を知っていたカープファンにとって、今回の「スマホ挑戦」は衝撃の出来事だったようで、ツイッター上では「あのガラケーしか使えない新井さんが、iPhoneでツイッター......だと......!?」「新井さんが進化してた!!」などの声が。

テレビ、ラジオでカープ戦の中継を行っている地元局・中国放送(RCC)のスポーツ公式アカウントは、18日に「速報」と題し、「6月の開幕特番で『最新のガラケーに機種変した』と明かしていた新井さんがついに、期間限定でスマホをいじりはじめたとのことです!」と興奮気味にツイートした。

一方で、「新井さん...ワシの最新のガラケーはもういらないんですか...」「なんかちょっとショックなんだけど」と寂しがる声も聞かれた。18日夜には「新井さん」が日本のツイッターのトレンド入りを果たしている。

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