三浦春馬さん「代役」説にアミューズ「虚偽報道」と怒る やり玉の週刊新潮は反論

J-CASTニュース / 2020年12月25日 15時0分

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三浦春馬さん(2008年撮影)

亡くなった俳優・三浦春馬さんについての報道をめぐり、波紋が広がっている。

2020年12月24日、三浦さんが所属していた芸能事務所のアミューズはこの日発売の週刊誌に掲載された記事に「強く抗議する」とした文書を、公式サイト上で公開。名指しはされていないものの、24日発売の『週刊文春12月31・1月7日合併号』(以下、週刊文春)と『週刊新潮 12月31日・1月7日新年特大号』(以下、新潮)は、ともに三浦さんに関する特集記事を掲載していた。

特に週刊新潮は、17年当時謹慎処分を受けていた俳優・小出恵介さんの代役として三浦さんのドラマ出演が決まった、という「キー局のディレクター」のコメントを掲載。しかしアミューズ側はこの記事とみられる記事について「虚偽報道」だとし、法的措置を含む対抗策も示唆した。一方の週刊新潮側は、J-CASTニュースの取材に「内容は真実と確信しております」と反論している。

「故人とご遺族の尊厳を傷つけるような記事が掲載」

週刊文春は「三浦春馬実母初告白『遺骨は手元にあります』」という見出しで特集記事を掲載。三浦さんの遺骨を持っているという実母や周辺人物に取材した様子を伝えている。一方の週刊新潮は「遺骨・相続トラブル...『三浦春馬』が泣いている」というタイトルで特集を掲載。生前の三浦さんと交友関係にあった人物や、三浦さんを育てた芸能スクールの元会長などに取材し、さらに茨城県内に住む実父の元で「分骨」について話を聞いたとしている。

週刊文春、週刊新潮いずれも、三浦さんの遺族や周辺関係者への取材を行ったという点で共通している。ただ、これらの報道を受け、アミューズは24日に公式サイト上で「本日の週刊誌報道について」というタイトルの文書を掲載。以下のようなメッセージを発信した。

「未だ悲しみの中におられるご遺族への執拗な取材行為について、当社としてはリリース文書での警告に留まらず、出版社および取材者の方へ直接お願いするなど、これまでも再三控えるようお願いして参りましたが、それを一切無視する形で強引な取材を行い、故人とご遺族の尊厳を傷つけるような記事が掲載されていることについて、当社としては強く抗議いたします」

アミューズ「強い憤り」、週刊新潮「記事に書いたことが全て」

さらに、週刊新潮は特集内で、かつてアミューズに所属していた俳優の小出恵介さんが17年に未成年女性へのわいせつ行為で謹慎処分となったことを受け、小出さんが出演予定だったドラマの代役として、事務所側が当時イギリスへ留学していた三浦さんに「緊急帰国を命じた」、とする「キー局のディレクター」のコメントを掲載した。

アミューズは24日に公開した文書の中で、

「一部報道で、三浦春馬が、もともと出演が予定されていた他の俳優の代役としてドラマに出演するために、留学を取り止めて帰国した、と報じられておりますが、そのような事実は一切ありません。記事にあるドラマは企画立案時より三浦春馬を主演に企画されており、このような虚偽の報道は故人の名誉を傷つけるだけでなく、ドラマを制作してくださったスタッフの皆さんをも侮辱する行為であり、強い憤りを感じております」

と抗議。出版社の名指しはしていないものの、三浦さんの「代役出演」をめぐる報道を「虚偽報道」だとした。

アミューズは「これまでの報道やネット上の投稿などでも、全く根拠のない情報に基づいて、三浦春馬が関わってきた方々を傷つけるような行為が後を絶ちません」とする。その上で、「誹謗中傷、デマ記事、根拠のない憶測記事に対しては法的措置を含む対抗策をこれまで以上に毅然と講じる所存です」とした。

一方の週刊新潮編集部は25日、J-CASTニュースの取材に対し、

「記事に書いたことが全てです。弊誌としては三浦春馬さんを知る関係者に話を聞き、改めて自死に至るまでの中で経緯を振り返って貰ったもので、内容は真実と確信しております」

と回答した。

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