ドバイの王女?「監禁されてる」と訴える動画出回る…警官7人が監視、「窓には鉄格子」

読売新聞 / 2021年2月23日 18時40分

携帯電話のカメラに向かって、監禁されたなどと話すラティファ王女とみられる女性(動画の撮影日時と場所は不明)=AP

 【カイロ=酒井圭吾】アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国のラティファ・マクトゥム王女(35)とみられる女性が「国内で監禁されている」と訴える動画が出回り、国内外で波紋を呼んでいる。王女は過去に2度亡命に失敗しており、自由を得るため、国際社会に救いの手を求めた模様だ。

 英BBC放送が今月中旬、動画を報じた。動画は約40分間で、王女とされる女性が「私はとらわれの身だ。窓には鉄格子がある」と漏らした。警官7人に室内外で監視されていると説明し、「自由になりたい」とも訴えた。動画は、カギが唯一かかる浴室で自ら撮影したという。

 ドバイ在住の地元記者によると、動画は「本物」との見方が強い。インターネット上で拡散し、国連人権高等弁務官事務所は19日、UAEに生活状況の公表を求めたと発表した。UAEは「王女は自宅でケアを受けている」と監禁を否定している。

 王女は2018年、「旅行も車の運転も出来ない」と王室の環境に不満を漏らし、ボートで亡命を図ったが、インド沖で拘束された。02年にも逃亡を試み、3年間収監されている。

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