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注目は英ポンド、北大と明大が利益を確保 慎重な慶大 専修大はユーロで越週(第15節)【FX大学対抗戦 Aグループ】

J-CAST会社ウォッチ / 2021年9月10日 17時15分

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北海道大学が大勝! 「もっと利益を出したかった」……

北海道大学の上田晃史さんは、英ポンド円取引でプラスを確保。ボラティリティが低かったものの、「ずうっと損失が続いていたので、とりあえずよかったです!」。慶応義塾大学のトリオネアさんも、ジワジワと上昇するポンドに着目。次週以降は「売りを狙っていきたい」という。

明治大学の佐野快人さんは、オーストラリアドル円を売りで、英ポンド円に買いでエントリー。豪ドルは損切り。「慎重になるべきだった」と反省するも、ポンドで巻き返し。しっかり、プラスを確保した。

専修大学のめがねちゃんは、9月3日(金)にユーロ円を売りでエントリー。保有したまま越週した。

利益は出たものの、本音は「もっと......」(北海道大学 上田晃史さん)

◆振り返り(8月30日~9月4日)

今週の取引は画像どおりです。すべてポンド円での取引で、なんとかプラスで終えることができました。具体的には3万140円のプラスで、最終残高は105万2274円です! ずうっと損失が続いていたのでとりあえずよかったです!

本音を言うと、もっと利益を出したかったのですが、この週はボラティリティが低かったことが、利益が出なかった要素としてあります。ポンド円は1週間かけて緩やかな上昇トレンドを描き、8月30日と9月4日を比較すると151円から152円への約1円の変動となりました。

現時点で1位の大学とは大きな差が開いてしまっているので、ここからは大きな流れを読みつつ、なるべく最大利益を狙わないと厳しそうです......。(涙)そのため、来週はリスクが高まるのですが大きく変動してくれるとチャンスが増えるのでありがたいです。

◆個別取引について
今週はあまり取引に参加できなかったです。そのため指値を利用した取引をふだんより多く使用したつもりです。プラス4万40円となった取引では、8月26日から28日にかけて、下落↘︎ 上昇↗︎という逆さの山の形のチャートを作っており、8月26日につけた151.591円を31日に越しそうな勢いだったので、順張りする形でロング(買い)ポジションを持ちました。

この時にもなるべく引きつけようと思い、ふだんならインしている価格よりももう少し下のところで指値を置いた結果、うまくいきました。朝起きた時にはOCO取引が執行されていなかったのでとりあえずそのまま様子見することにしました。すると夜にはいい感じに上がってくれたので欲張った地点で指値を置いて利確することができました。本当はチャート見るのが早かったら利益が多くなっていたのですが。(笑)

ちなみに、僕は自己資金でもFXをやっているのですが、そちらはなかなかにいい感じに取引することができています。20%強の利益を出せています。利益を出せている一つの要因はスプレッドが小さいことで、LINE FXの場合だとポンド円は0.5ppsで取引することができます。やはりスプレッドはでかい!!

海外口座を用いるとレバレッジは888倍とかまで掛けることができますがスプレッドも大きいと聞きますので、そうした環境の中でも勝ち続けられている人は本当にすごいなぁと思います。

これからも、がんばります!!

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
動きがなかった英ポンドでの利益、おめでとうございます!
全体的にリスクオンの週でしたが、製造業PMIの伸びが鈍化し、5月の65.6で頭打ちになっているところも、英ポンドが伸び悩んでいる原因かもしれません。
また、イングランド銀行(英中央銀行)は来年後半にも引き締めに転じるとみられており、主要国の中では買われる地合いなのですが、目先の材料は「ソーセージ戦争」と呼ばれる対立が英国とEU(欧州連合)間の問題。EU離脱に伴う冷蔵肉製品を、イギリス本土から北アイルランドに出荷できないようにする規制措置の適用を7月から3か月間猶予されているのですが、それも9月末までです。
この状況が好転すれば、英ポンドドルが200日移動平均線を上抜けつつあることからも、買われやすくなりそうです。

前週からの損益  プラス3万440円
9月3日現在   105万2574円

北海道大学 上田晃史(うえだ あきふみ)
北海道大学農学部2年。北海道学生投資研究会に所属。趣味はHiphopに登山、読書。高校1年で株取引のゲームを学校で行い、そのおもしろさにハマる。大学に入学後、自己資金で株式投資を始めて、ちょうど1年。現在は主にバリュー株投資と決算プレーを行う。ただ、FXはデモトレードのみの初心者。
大阪府出身。

ポンド円は上昇トレンドに!(慶応義塾大学 トリオネアさん)

8月30日(月)

ここ2週間ぐらい集中して相場を見る時間が取れなかったので、かなり久しぶりの分析となったが、ポンド円はちょうど先々週(8月16日週)の安値を境に反転して上昇トレンドに入っていた。

当時の記事ではその辺の価格帯から、さらに続伸するという見方を有力視していたが、まさか反転して、ここまでしっかりとした上昇トレンドを作るとは思ってはいなかった。2週間後越しの反省となるが、相場環境の把握に大きなズレがあったのは、今後に生かしていきたい。

9月2日(木)

図1のように、今後のポンド円の動きとして直近最高値の緑ラインを目指すが、最高値は更新できずに下の右肩下がり水色ラインを目指してくるという動きを大きな流れで最有力視している。

細かく上昇トレンドの動きを取っていきたいところなのだが、深夜から朝にかけての下落で細かい動きの予想が全然わからなくなってしまった。こういった、大きな目線を定めた後の小さな動きについていけないことが多すぎるので、どうせなら1分足などのかなり小さい時間足で動きを追っていくのはアリなのではないかと感じた。

今後の展望としては木曜日の時点から変わらず、来週や再来週にかけて緑ラインに迫るようなことがあれば、大きく売りを狙っていきたいと思っている。

図1 閉場後のポンド円15分足のチャート図

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
英ポンドは、上田さんのコメントにも書かせてもらったとおり、「ソーセージ戦争」の状況が左右しそうな展開。そのほかにも、英国政府、社会保険料や株式売却益税を引き上げる見込みだという重要な材料が出てきています。
ジョンソン英首相は、社会保険料を追加で1.25%引き上げ、株式売却益の引き上げも検討している模様です。この増税法案は9月8日に、議会で可決。しかし、一部からは、増税が今後の景気回復の力を弱める可能性があるとの見方も出てきており、すんなりと決まることはないでしょう。同時に財政の引き締めは、イングランド銀行(英中央銀行)の金融引き締めの必要性も緩和することから、ポンドの上値が重くなる要因となります。

前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
9月3日現在       110万5075円

慶応義塾大学 トリオネア
慶應義塾大学商学部3年、神奈川県出身。FX自体を知ったのは約3年前。尊敬するトレーダーの方の某ブログを見てから真剣にFXに取り組み始め、実際の取引歴は1年半ぐらいの初心者。今回のFX大学対抗戦での目標は、利益率100%の200万円! 口だけ番長にならないよう頑張ります!(笑)

英ポンドでしっかり!(明治大学 佐野快斗さん)

◆ 今週の相場(8月31日~9月3日)
今週は31日に月末ロンドンフィクス、カナダ(加)の第2四半期GDP(国内総生産)の発表、1日にオーストラリア(豪)第2四半期GDP、米国ISM製造業景気指数の発表、2日に米国新規失業保険申請件数の発表、3日に雇用統計、ISM非製造業景気指数の発表があった。

月末のロンドンフィクスではあまり大きく値が動くことはなく、8月31日のポンド円の日足では最高値が1ポンド=151.589円、最低値151.062円となった。この1週間では上昇トレンドとなっているものの、日足で見ると下降トレンドの抵抗線に触れるところであり、ポンド円については短期的に下げることを考慮したい。

ロイター通信によれば、カナダ第2四半期GDPは年率換算市場予想のプラス2.5%に反して、マイナス1.1%となった。カナダ銀行がこれを受けて債権の買い入れ縮小計画をどうするのか注目していきたい。31日のカナダドル円21時からの1時間足では、最高値1加ドル=87.316円、最低値86.963円と、先々週(8月16日週)からじわじわと上げていたチャートを大きく崩す形となった。

また、ロイター通信によると、オーストラリアの第2四半期GDPは前期比でプラス0.7%と、第1四半期の伸び率からは低下したものの、市場予想のプラス0.5%を上回って増加した。前年比ではプラス9.6%と、大きく増加した。

順調な経済回復を見せているものの、デルタ株などの懸念は残されており、今月予定のテーパリング(量的緩和の縮小)の判断に注目したい。発表当時はあまり動かなかったが、8月20日の1豪ドル=77.893円を底に、週の終値で81.743円まで上げており、日足の中期の下降トレンド抵抗線を割った形にみえる。

◆ 今週のトレード
・オーストラリアドル円
日足の抵抗線に触った9月1日にショート(売り)で5lotエントリーしたが、損切り。マイナス5000円。これは発表内容をよく考えずにエントリーしたためであり、チャートのトレンドだけでなくオーストラリアの新型コロナウイルスの感染状況や発表内容を考えて慎重になるべきであった。
・ポンド円
9月1日の1ポンド=151.500を超えたところで5lotロング(買い)エントリーし、151.800円で決済。プラス1万5000円。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
英ポンドの取引をされている人が多いので、小ネタを一つ。
9月にイングランド銀行(英中央銀行)の新チーフエコノミストとしてピル氏が就任した。同氏はこれまで英中銀の中でも最もタカ派だったホールデン氏の後任。この人事により、市場関係者は英中銀の金融政策委員会の中で広まっているタカ派な雰囲気が後退するのではないかとの声も出ているようです。もし、ピル氏が緩和路線を唱えるようであれば、ポンドはまだまだ上値が重くなる展開が続きそうです。
なお、同氏は大学卒業後に英中銀で勤務した経験。その後は、ECB(欧州中央銀行)で長年、調査部門の幹部を務め、前職は、ゴールドマン・サックスでチーフ欧州エコノミストを務めたエリートです。

前週からの損益    プラス1万円
9月3日現在     146万4653円

明治大学 佐野快斗(さの かいと)
明治大学文学部2年 所属サークル:明治大学Break outs!

揺らぐFXへの自信......(専修大学 めがねちゃん)

こんにちは、めがねちゃんです!

苦手な相場で取引をしないうちに、自分のFXに対する知識や手法に疑心暗鬼になっていた週でした。いくつかエントリーできそうなところがあっても、自信がなく最終日のEUR/JPY(ユーロ円)しかエントリーしませんでした。

私は基本的に長期のトレンドに順張りしていますが、本当に自分のわかるところにしかエントリーしていないので短期取引や「もうそろリバ(リバウンド)かな?」という場面での逆張りを積極的に挑戦していきたいです。

今週はEUR/JPY(ユーロ円)をショート(売り)エントリーしました。現在もポジションを保有中なので合計金額は変わらないままです。日足水平線に反発して上昇しているのですが、1時間足が上げどまっていたので押し目かと思ってショート(売り)しました。ただ、ポジションを保有したのが9月3日(金)ということと、上目線なので背はしっかり決めてのエントリーにしました。

そのうえで「リバ取」や短期取引にも挑戦していきたいと書きましたが、リバ取りや短期取引で大切なことは上位足の流れを無視しないことと、プライスアクションを大切にすることだと考えたのですが、プライスアクションは検証や実際にやってみて感覚をつかんでいきたいです。

上位足の流れに関しては、上位足、下位足でそれぞれ動きが違う時は何でそうなるのか? を考えていきたいです。上位足の方向性はとても大切で下位足は逆らえないし、下位足の動きが上位足を作っているというのは、今は当たり前じゃん! と思うことなのですが、トレードを実際にしていると思っているより思考回路がぶれてしまうので、ギャンブルトレードにならないよう気を付けていきます。

現在、ユーロ円の売りポジションを保有中。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス

さまざまな時間軸のローソク足を見ていると、方向性がわからなくなりますよね。まず、ご自身の取引するスパンを決めましょう。デイトレードを行う人が、週足や日足で取引はできません。15分~1時間程度でしょうか。数銭の値動きを取っていくのであれば、1分足と5分足で十分でしょう。
次に、どれくらいの利益を狙っているかが重要となります。デイトレードでも、直近の高値を上抜ける可能性があることを根拠に買ったのであれば、時間軸を長くして、高値を意識しておく必要があります。
そもそも、今がレンジ相場なのかトレンド相場なのかの認識を持つ必要もあります。デイトレードを行うのであれば、価格が昨日の高値安値(長くても過去1週間程度)に収まっていればレンジ相場と判断できます。
テクニカル分析は、今相場がどのような状態にあるのかという「環境認識」と言われますので、ご自身の取引スタイルに合わせて売買戦略を構築できるように練習してみてください。

前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
9月3日現在       126万6585円

専修大学 めがねちゃん
頑張ります! よろしくお願いします。
◆100万円増額計画 FX大学対抗戦のルール
・元本100万円のデモトレードです。
・通貨ペアはクロス円取引とします。
・レバレッジは25倍を上限(法令に基づく上限)とします。
・取引の過程で資産が「ゼロ」(元本割れ)になった場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/

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