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河野氏の「核燃サイクル手じまい」発言、青森から「何を言っているのか」と反発の声

読売新聞 / 2021年9月14日 11時8分

六ヶ所村にある使用済み核燃料再処理工場(読売機から)

 自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に出馬表明した河野行政・規制改革相による原子力発電所の使用済み核燃料を再処理して燃料として使う「核燃料サイクル」への見解が青森県内の関係者に波紋を広げている。河野氏は11日に「なるべく早く手じまいすべきだ」と発言。関係者からは「不用意だ」などと反発する声が上がった。

 六ヶ所村には日本原燃の使用済み核燃料再処理工場など核燃料サイクルの関連施設が立地しており、多くの雇用を生み出している。戸田衛村長は13日、読売新聞の取材に「発言の内容を確認したい。どういうニュアンスで取り組むのか、ちょっとわからない」と困惑した様子で語った。

 出馬予定の小選挙区に六ヶ所村が含まれる自民党の江渡聡徳衆院議員は12日、青森市内で行われた事務所開き後、河野氏の発言に「いいわけがない。何を言っているのか」と怒りをあらわにした。

 衆院選が間近に迫る中、自民党県連は発言に神経をとがらせており、別の関係者も「勉強不足で不用意だ」と強い不快感を示した。その上で、「地域住民を巻き込んで慎重に議論すべきだ」と注文を付けた。

 河野氏は発言で「将来展望を描けるように国は責任を持たなければならない」とも強調し、拙速には進めない考えを示している。

 一方、日本原燃は、総裁選の行方を注視する考えだ。

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