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「従業員がスカート盗撮」疑惑で運営謝罪 ユニバーサル・スタジオ・北京、開業前後にトラブル連発

J-CASTニュース / 2021年9月29日 21時20分

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9月20日に開業したユニバーサルスタジオ北京(写真:AP/アフロ)

中国・北京にテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・北京」(USB)が2021年9月20日、開業した。地元では大きな注目を浴びる一方で、連日のトラブルにも見舞われている。

開業前にはチケットの予約システムに不具合が発生。開業後には男性従業員による女性客への盗撮疑惑が浮上し、従業員の契約が解除された。中国メディアは、頻発するトラブルが「観光客の悩みの種になっている」と伝えている。

北京にしかない「カンフー・パンダ」テーマのエリアも

USBは世界5か所目のユニバーサル・テーマパークとして開業。園内はユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)にもある「ハリー・ポッター」の世界観を表現したエリアや、中国で人気の映画「カンフー・パンダ」をテーマにした北京オリジナルのエリアなど、7エリアで構成される。同時開業した2つのリゾートホテルと商業施設と合わせ、リゾート施設「ユニバーサル・北京・リゾート」(以下、リゾート)を形成する。

中国の国営通信社「中国新聞」は9月21日、ウェブサイト「中国新聞網」を通じ「北京ユニバーサル・リゾートが"超絶技巧の世界"で最初の来場者を迎える」(以下、編集部訳)という見出しで、20日の開業初日のようすを報道。開園前の時点でUSBのゲートに300~400メートルの行列ができていたこと、予定時刻よりも50分早い開園に来場者から歓声が上がったことなどを伝えている。USBでこの日一番の人気だったアトラクションは「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」で、90分待ちの行列ができていたという。

中国新聞は、リゾートは年間で最大1200万人程度の集客、100億元(日本円で約1700億円)の営業収入を見込んでいると報じている。

2週間で2度の謝罪

一方で、トラブルも起きている。9月14日からUSBのテーマパークのチケット予約がはじまったが、チケットシステムへのアクセスが殺到。中国のネット上では、チケットを購入したものの、注文がキャンセルされるというトラブルが報告されていた。これを受け、リゾート側は14日、中国のSNS・ウェイボーで文書を掲載。システム上の異常があったことを認め、「このような状況でご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」と公式に謝罪した。

トラブルはこれだけにとどまらない。23日にUSBを訪れていた女性客は、園内で男性に盗撮をされたと25日にウェイボーで報告。女性客は駆けつけた警察官の捜査により、男性がユニバーサル・スタジオの労働許可証を所持していたことを明かした。男性のスマートフォンには、ほかの女性客のスカート内を盗撮した写真も保存されていたという。

これを受け、リゾート側は26日にウェイボーで文書を投稿。「このたび、パークを訪れたお客様が盗撮されていたことにショックを受け、憤慨しています。その過程でお客様に起こったことを深くお詫びするとともに、フォローアップのために最善を尽くします」と園内で起きたトラブルを謝罪した。また、警察の捜査協力のため、当該の従業員を即日契約解除することを決めたと伝えた。

中国新聞の27日の記事によると、23日に「ある女性」からユニバーサル・リゾートで盗撮されたと通報を受けた地元警察は、現場に駆け付け25歳の男性を逮捕。男性は違法行為を自白し、10日間の行政拘留が言い渡された、と報じられている。

2週間で2度のトラブル発生。中国新聞は27日、こうしたトラブルが「観光客の悩みの種になっている」と伝え「今後の運営においては、スタッフのマネジメントやトレーニングを強化していくべきではないだろうか」と投げかけた。

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