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臓器売買疑惑、NPO実質代表「全く関与していない」「対価を払ったことない」

読売新聞 / 2022年8月7日 12時36分

 東京都内のNPO法人が仲介した海外での生体腎移植手術で、売買された臓器が使われた疑いのあることが、読売新聞が入手した録音・録画記録とNPO関係者への取材でわかった。ドナー(臓器提供者)は経済的に困難を抱えているウクライナ人で、腎臓の対価は約1万5000ドル(約200万円)だった。

 NPO実質代表の男性は7月、読売新聞の取材に電話や対面で応じた。主な一問一答は以下の通り。

 ――臓器売買に関与したか。

 「全く関与していない。それは100%言える」

 ――ドナーが患者の親族だと装うために偽造旅券を用意したか。

 「そんなことは全くない。100%ない」

 ――ドナーが日本語を教わっていた理由は。

 「その辺も含めて、僕は関与していない」

 ――現地のコーディネーターに支払う費用は8万ドルか。

 「そうです」

 ――コーディネーターからドナーに1万5000ドルが渡ったか。

 「我々はノータッチだ。ドナーに関するところは我々は触れてはいけない。我々は弁護士の言う通りにやっている。だから今までやってこられた」

 ――違法なことはしていないという認識か。

 「していない」

 男性はその後、文書での質問にも回答した。主な質問と回答は以下の通り。

 ――ドナーに報酬が支払われたか。

 「関与していないので分からない。NPOはドナー関係者へ対価を支払ったことは一度もない」

 ――コーディネーターに支払う8万ドルの内訳は。

 「内訳は知らない。移植術、入院、治療費など医療全般の費用の合計だ」

 ――トルコ人に支払ったのか。

 「一時期はトルコ人と交渉した経緯はある。その後、病院側が指定する別のコーディネーターと全ての交渉をしており、金はそのコーディネーターに払った」

 ――トルコ人は臓器売買に関与した疑いでウクライナ当局に逮捕されていた。

 「知っている。彼は深く反省し、同じ過ちを起こさないと誓ったそうだ」

 ――キルギスで日本人女性が手術後に重篤になったことへの受け止めは。

 「とても残念な結果になった。麻酔事故もしくは移植術の事故はまれに生じるものと理解している」

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