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ブラインドサッカー世界ランキング、日本代表は南米の強豪に次ぐ3位…初のメダル狙う

読売新聞 / 2024年8月31日 5時35分

7月の日本代表壮行会で、パリパラリンピックに向けた意気込みを語る中川英治監督

 パリパラリンピックのブラインドサッカー男子は、9月1日に行われる日本対コロンビアの開幕戦で7日間の熱戦が始まる。世界ランキング3位の日本に対し、初戦の相手コロンビアは12位と格下だが、5月の国際大会で敗れた相手だ。パラリンピックでメダル獲得のないブラインドサッカー日本代表にとって、悲願に向けた大事な一戦となりそうだ。

世界1位はアルゼンチン

 最新の世界ランキングで、日本は過去最高の3位に入っている。パラリンピック初出場となった東京大会当時は12位。その後、2022年のワールドグランプリ大会(フランス)で準優勝、23年の世界選手権(イギリス)で過去最高の5位に入るなど好成績を挙げ、今年に入ってメダル圏内の3位にランクインした。

 世界ランキング1位は、東京大会銀メダルのアルゼンチン。東京大会の決勝でアルゼンチンを下し、金メダルを獲得したブラジルが2位。4位はタイ、5位に中国とアジア勢が続く。開催国のフランスは6位に入る。

「強豪」ぞろいの1次リーグ、アルゼンチンと同組

 8か国が出場するブラインドサッカーは4か国ずつの1次リーグを行い、上位2か国が、5日の準決勝に進む。日本の「グループB」は、コロンビア、モロッコ(8位)、アルゼンチン。一方の「グループA」には、開催国のフランス、中国、ブラジル、トルコ(15位)の4か国が振り分けられた。

 初戦の相手のコロンビアは、今年5月にフランスで開催されたワールドグランプリで優勝した勢いのあるチームだ。日本代表は、準決勝でコロンビアと対戦し1-2で敗れた。それ以前の対戦は、2019年に東京で開かれたワールドグランプリまでさかのぼり、この時は日本が2-1で勝利している。

 2戦目の相手モロッコとは、2019年を最後に対戦がなかったが、7月のジャパンカップ(大阪)で対戦。決勝などで2度対戦し、連敗した。ただ、中川英治監督は「モロッコの特徴、フィジカルの強さを2試合も体感できたのは大きい」と久々の対戦で得た肌感覚の意義を強調している。

 1次リーグ最終戦でぶつかるアルゼンチンには、ここのところ互角以上の戦いができている。昨年のワールドグランプリでは準決勝で対戦し、PK戦を2-1で制して初勝利。今年5月の同大会では予選リーグで当たり、大会得点王に輝いた後藤将起が2ゴールを挙げ、2-0で快勝した。

 中川監督は、7月に行われた壮行会で「攻守の切り替えの速さとハードワークを武器に、試合終了の1分1秒までファイトし続けたい」と意気込みを語った。(デジタル編集部)

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