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100m自由形「銀」の鈴木孝幸、連日のレースも後半スパート「メダルを取ることにフォーカス」

読売新聞 / 2024年8月31日 10時24分

男子100メートル自由形決勝で勢いよく飛び込む鈴木孝幸(30日)=木佐貫冬星撮影

 【パリ=読売取材団】第17回夏季パラリンピック・パリ大会は第3日の30日、競泳の男子100メートル自由形(運動機能障害S4)で鈴木孝幸(37)(ゴールドウイン)が1分21秒71で2位となり、前日の50メートル平泳ぎ(運動機能障害SB3)での金に続いて今大会2個目のメダルを獲得。男子400メートル自由形(視覚障害S11)で、富田宇宙(35)(EY Japan)が4分32秒33で銅メダルを手にした。

「今のベストは尽くせた」

 金メダル獲得から一夜明けても鈴木の泳ぎは勢いがあった。個人の2種目目となる100メートル自由形も貫禄の銀メダル。「今のベストは尽くせたし、メダルが取れて満足」と納得の表情を浮かべた。

 スタートはやや出遅れた。50メートルは4番手でターンし、じりじりと上位に浮上。残り10メートル付近で2位に躍り出ると、そのままゴールへ飛び込んだ。

 1位のイスラエル選手は1分18秒94の世界記録を持つ強敵。現状の力量差を冷静に見つめ、この日は「自分の泳ぎとメダルを取ることにフォーカスした」。前日のように自己ベスト更新とはならなかったが、金メダルだった前回東京大会とほぼ同じ記録で泳ぎ、「しっかりと後半にタイムを上げられたのでよかった」と自らに及第点を与えた。

 個人種目は残り2種目でリレーの出場も控える。「2日間の疲れを取り、万全な態勢でまたメダルを取れたら」。これでパラ通算のメダル獲得数は12個となった。まだまだ貪欲に表彰台を狙う。(森井智史)

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