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パラ陸上の「開拓者」39歳中西麻耶、またもメダル届かず…今後は「家族会議をして決めようかな」

読売新聞 / 2024年8月31日 21時56分

女子走り幅跳びで跳躍する中西麻耶(31日)=須藤菜々子撮影

 パリパラリンピックの陸上は31日、女子走り幅跳び(義足T64)決勝で高桑早生(NTT東日本)が5メートル04で5位、中西麻耶(鶴学園ク)が4メートル91で7位だった。

 中西の最後の6回目の跳躍は、無情にもファウル。1回目に4メートル91で4位につけたものの、その後は記録を伸ばせずに順位を下げた。以降の5本のうち4回がファウルと、力を尽くしながらも気持ちと技術はかみ合わないまま。「調子は悪くなかった。あとちょっとしたところ」と、悔しさをにじませた。

 2019年世界選手権の金メダリストで、パラリンピックは08年北京大会から5大会連続の出場。この間、自身の技術の探求だけでなく、競技活動を続けるためのスポンサー獲得や、指導を受けるコーチ選びで試行錯誤しつつ、パラアスリートとして道なき道を切り開いてきた。

 39歳となり、「集大成」と位置づけていたパリ。またもメダルは手にできなかったが、「まだ6メートル(の記録)に手が届きそうな自分と仲間がいるっていう現状をかみしめることができた」と手応えもあった。今後は「家族会議をして決めようかな」と、中西らしく笑ってみせた。(杉野謙太郎)

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