女子野球日本代表のジャイアンツ２選手、Ｗ杯優勝を報告…田中美羽選手「チームが一つとなり７連覇できた」

福田市長（右）にＷ杯優勝を報告する清水選手（中央）と田中選手（１７日、川崎市役所で）

　女子野球の第９回ワールドカップ（Ｗ杯）で７連覇を果たした日本代表の一員で、読売ジャイアンツ女子チームに所属する川崎市在住の清水美佑選手（２６）、田中美羽選手（２６）が１７日、同市役所を訪れ、福田紀彦市長に優勝を報告した。

　Ｗ杯には１２の国と地域が参加。決勝は８月にカナダで行われ、日本は米国を１１―６で破った。田中選手が「チームが一つとなって７連覇できました」と報告すると、福田市長は「川崎出身の選手がこのような偉業を達成され、誇りです」とたたえた。

　子供たちへのメッセージを問われると、田中選手は「代表のユニホームを着てプレーしたいと思い、夢中で野球を続けてこの場に立っている。好きなことを夢中でやってほしい」、清水選手は「たくさんの人に支えられ、野球を続けてこられた。頼れるところは頼って、楽しいと思える方向に進んでもらいたい」と話していた。