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温泉街に「こけし自販機」、伝統的な「たこ坊主」やグラス・手ぬぐいも…福島・猪苗代

読売新聞 / 2024年9月23日 11時15分

中ノ沢温泉街に設置されたこけしの自販機(福島県猪苗代町で)

 福島県猪苗代町の中ノ沢温泉街に、地元の伝統工芸品「中ノ沢系こけし」の自動販売機が登場し、ちょっとした話題となっている。

 設置したのは、毎年9月に開かれる「中ノ沢こけし祭り」の実行委員会のメンバーで、温泉街で80年以上続く老舗飲食店「小西食堂」4代目店主の西村和貴さん(46)。温泉街を訪れる観光客らに中ノ沢こけしの魅力を発信する「ランドマーク」にしようと、今年7月下旬から食堂の前に設置している。

 自販機では、地元の工人が制作した目の周りが赤く「たこ坊主」の愛称で親しまれている伝統的な中ノ沢こけしをはじめ、こけしをあしらったグラスやたこ坊主にちなんだ手ぬぐいなどのグッズも販売している。

 こけしは5寸(15センチ)サイズが中心で、価格は2000~3000円台(税込み)。今後は、伝統を生かしながら現代的なアレンジを加えた作品も扱っていく。

 自販機の外観は、現役をはじめ歴代の工人たちが手がけた、こけしを紹介するデザインになっている。西村さんは「目で見ても楽しめるように工夫した。中ノ沢温泉を訪れた人が、自販機を見てこけしの街だと感じてくれたらうれしい」と話している。

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