大雨特別警報が発令された石川県、２２日明け方からも激しい雨の予想…最大級の警戒呼びかけ

氾濫した石川県珠洲市の若山川。木片などが濁流に流れていた（２１日午前１１時５７分、同市で）＝成島翼撮影

　大雨特別警報が２１日午前に発令された石川県では、２２日明け方から朝にかけて非常に激しい雨の降る所もあると予想され、気象庁は最大級の警戒を呼びかけている。

　これまでの雨や能登半島地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険が高まる恐れがある。

　東シナ海から北陸地方を通り、日本列島の東に延びている低気圧を伴った前線は２２日にかけて停滞する見込みのほか、２２日は台風１４号から変わった温帯低気圧も日本海から北陸地方を通過すると予想される。