秋の川沿いで「桜祭り」、ピンク色の照明でムード演出

ライトアップされた桜の木

　桜並木をライトアップして夜の甲突川沿いを彩る「長月桜祭り」が２１日、鹿児島市西千石町のライオンズ広場で開かれ、ピンク色の照明で桜ムードを演出した。

　新型コロナの影響で人の行き来が少なくなった甲突川一帯を盛り上げようと、鹿児島青年会議所が始めて３回目。今回は川沿いの約２００メートルに並ぶ桜の木を約６０個のライトでピンク色に照らし、軽食やスイーツなど１１店のキッチンカーも盛り上げた。

　夕暮れに合わせてライトアップされると、訪れた市民は桜色の景色をスマートフォンで撮影するなどして楽しんでいた。市内のこども園に通う男児（６）は家族４人で訪れ、「本物の桜の花みたいにきれいだった」と話していた。

　雨の影響で２２日は中止するが、２３日は天候次第でライトアップする。問い合わせは鹿児島青年会議所事務局（０９９・２２２・１３４２）へ。