優勝の大の里、阿炎に引き落とされ千秋楽は黒星…敢闘賞と技能賞ダブル受賞

優勝を決め、八角理事長（右手前）から賜杯を受け取る大の里（２２日）＝安川純撮影

　大相撲秋場所千秋楽（２２日・両国国技館）――２度目の優勝を決めている関脇大の里は関脇阿炎に引き落とされ、１３勝２敗で場所を終えた。阿炎は５勝１０敗だった。

　大関豊昇龍は大関琴桜を押し出し、千秋楽で勝ち越した。琴桜とともに８勝７敗。

　関脇霧島は小結大栄翔を突き出して１２勝３敗。大栄翔は８勝７敗。

　小結平戸海は御嶽海を寄り切り、７勝８敗。

　若隆景は高安を押し出し、１２勝３敗。高安は１０勝５敗。

　若元春が宇良を押し出して１１勝４敗で終えた。

　錦木は美ノ海に押し出され、１１勝４敗だった。

　三賞は、若隆景が殊勲賞、錦木が敢闘賞。大の里は敢闘賞と技能賞をダブル受賞した。