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春夏パリコレ開幕…日本ブランド「CFCL」は「注染」ドレスで先端技術と伝統技法を融合

読売新聞 / 2024年9月24日 13時17分

和の染色とコンピューターによる編みを融合させたドレス (c)CFCL Inc.

 【パリ=福島憲佑】来年の春夏シーズン向け新作ドレスなどを発表する2025年春夏パリコレクションが23日、開幕した。3Dコンピュータープログラミングを活用した先進的な服作りで注目される日本ブランド「CFCL」は、和の染色技法「 注染 ちゅうせん」を用いたニットドレスなどを披露。先端技術と伝統技法を融合した作品で来場者を魅了した。

 コンピュータープログラミングで編むニットは裁断や縫製がほとんど必要なく、ゴミとなる製造過程の切れ端が出ない。ペットボトル由来の再生素材なども積極的に用い、公益性の高い企業に対する国際認証「Bコープ」を日本の服飾ブランドとして初めて受けるなど高く評価されている。

 持続可能な服作りに加え、今回の新作では日本の手ぬぐいなどに用いられる染めの技法を取り入れ、万華鏡のような色鮮やかな服を見せた。デザイナーの高橋悠介さん(39)は「美しさとサステナビリティー(持続可能性)を両立し、環境のことにも目を向けるきっかけになれば」と語った。

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