上條真埜介さんの写真集『THINGS MEIJI』 幕末から明治の日本写した405点を厳選
読売新聞 / 2024年9月26日 15時20分
海外から収集30年
幕末から明治期の写真を30年以上にわたって集めてきた、建築デザイン会社社長の上條真埜介さん(74)が、405点を厳選し、写真集『THINGS MEIJI』(エイアンドエフ)を刊行した。
上條さんは1992年、住宅改修現場で見た古い絵はがきに心を動かされ、古い写真を海外などから購入するようになった。幕末から明治にかけて、日本の風景や生活などを撮影した写真は、訪日外国人の土産物として売られ、海外に流出。上條さんは「本当にあった日本の昔の姿を外国から取り戻し、後世に残したい」との思いで、これまでに約3万枚を集めた。
掲載されたのは、そこから1年をかけて選ばれた写真だ。開港から間もない横浜で暮らした外国人の住宅や、波打ち際にあった明治期の品川駅、新橋の繁華街などが、多くはA4判の見開きサイズで眼前に広がる。高精細で、街並みや人々の表情、生活の様子がはっきり分かる。焼き付けられた光景は、現代の姿からは想像がつかなくても、紛れもなく現代と地続きで、強烈な印象が残る。上條さんは「心ある人に届いたらうれしい」と話している。1万780円。(文化部 小林佑基)
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