旧優生保護法の下で強制不妊手術、宮城県内の男女4人の和解が成立…仙台高裁と地裁
読売新聞 / 2024年9月24日 19時28分
旧優生保護法の下で不妊手術を強制されたとして、宮城県内の女性2人が国に損害賠償を求めた訴訟の差し戻し審が24日に仙台高裁(倉沢守春裁判長)であり、佐藤由美さん(仮名、60歳代)の和解が成立した。飯塚淳子さん(仮名、70歳代)は来月31日、同高裁で和解に向けた協議を行う。
仙台地裁でも24日、同県内の60~70歳代の男女計3人の和解が成立した。佐藤さんと3人には、7月の最高裁判決を受けて国と原告側が調印した和解合意書に基づいて、弁護士費用を除き、国が慰謝料1500万円を支払う。
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