能登大雨で孤立状態、３市町の４６か所で少なくとも３６７人…石川県が公表

大雨で発生した土砂崩れ（左）と、一時孤立状態となった集落（２３日午後０時４７分、石川県輪島市町野町で、読売機から）＝佐々木紀明撮影

　石川県は２４日、能登半島北部を襲った記録的な大雨による道路の寸断などで、孤立状態となっている集落の住民が、輪島、珠洲、能登の３市町の４６か所で少なくとも３６７人（午後４時現在）に上ると公表した。内訳は輪島の３４か所で２８９人、珠洲の１１か所で５５人、能登の１か所で２３人。まだ調査中の集落も含んでおり、人数は今後増える可能性がある。