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能登大雨で死者8人に…ボランティア40人が輪島入り、公立小中学校12校が休校

読売新聞 / 2024年9月24日 20時52分

捜索活動にあたる消防隊員ら(24日午後2時32分、石川県珠洲市大谷町で)=青木瞭撮影

 記録的な大雨に見舞われた石川県の能登半島北部では、災害発生から3日がたった24日も捜索が続けられ、珠洲市大谷町の民家から1人が見つかり、その場で死亡が確認された。死者は計8人となった。県警は連絡の取れない 貞廣 さだひろ一枝さん(79)とみて身元を調べている。

 この日で生存率が急激に低下するとされる「発生から72時間」が過ぎたが、2人の行方不明者がおり、連絡が取れない人も複数いる。

 外部と車で往来できない孤立状態が続く集落は3市町12地区に46あり、少なくとも計367人が取り残されている。このうち輪島市の七浦地区では、能登半島地震の応急仮設住宅の入居者71人を含む209人が孤立している。断水は5216戸、停電は計約2850戸に上り、県内外の給水車22台が派遣されている。

 一方、24日は県が募集したボランティア40人が輪島市に入った。県は市町や社会福祉協議会と連携し、26日以降に増員を目指す。

 文部科学省は24日、同日正午現在で石川県内の公立学校9校で床上浸水などの被害が確認されたと発表した。公立小中学校の12校が休校し、特別支援学校1校が授業を短縮したほか、17校が避難所となっている。

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