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パンダ模様の新種ヨコエビ、和歌山で発見…広島大グループ「保護色の可能性。謎に迫りたい」

読売新聞 / 2024年9月25日 10時7分

富川教授らが発見したパンダメリタヨコエビ=富川教授提供

 海や川などに広く生息する小型の甲殻類、ヨコエビの仲間で、体が白黒の「パンダ模様」になっている新種を、広島大の富川光教授(動物分類学)らのグループが発見した。「パンダメリタヨコエビ」と命名し、国際学術誌で発表した。

 2018~23年に、和歌山県内で体長5~8ミリの個体を採集。干潮時に水が引く沿岸の「潮間帯」に生息し、砂利状の石や岩の下に隠れていた。

 DNA解析で新種と確認できたという。近縁種と比べても、柄だけでなく、脚の長さが異なるなどの特徴がある。研究成果をまとめた論文は21日、ブルガリアの国際学術誌の電子版に掲載された。

 パンダ模様について、富川教授は「天敵から身を守る『保護色』である可能性があるが、断定はできない。生態を詳しく調べ、謎に迫りたい」と意気込んでいる。

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