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ゼレンスキー氏、安保理でロシアに圧力の必要性訴え…対話を求める声には「行動が必要だ」

読売新聞 / 2024年9月25日 10時13分

安保理会合で演説するウクライナのゼレンスキー大統領(24日、ニューヨークの国連本部で)=金子靖志撮影

 【ニューヨーク=金子靖志、蒔田一彦】国連安全保障理事会は24日、ロシアの侵略を受けるウクライナ情勢に関する安保理会合を開いた。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が出席し、自国の領土保全とロシアの侵略終結に向け、圧力をかけていく必要性を強調した。日米欧を中心にウクライナとの「連帯」を改めて表明した一方、中国など一部理事国はロシアへの非難を避けた。

 ゼレンスキー氏が安保理会合に対面で出席するのは昨年9月に続き2回目。ゼレンスキー氏は「この戦争が始まった時から、ロシアは国連憲章の下では正当化できないことをしてきた」と批判した。自らが提唱した「10項目の和平案」は「国連憲章に基づいている」と強調し、支持を呼びかけた。新興・途上国を中心にロシアとの対話を求める声があることについては「この戦争は話し合いで収まるものではない。行動が必要だ」と訴えた。

 ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は「当初はウクライナ情勢について今週議論する予定はなかった」として、ゼレンスキー氏の訪問を受けて米欧が日程を変えたと批判した。侵略も正当化した。

 会合では米国のブリンケン国務長官と中国の 王毅 ワンイー外相が非難し合った。ブリンケン氏は中国が「(ロシアに)電子部品を提供し、侵略を後押ししている」と批判した。王氏は「我々はウクライナの平和を追求してきた。中国への責任転嫁は無責任だ」と反論した。

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