南シナ海・スカボロー礁でパトロール中のフィリピン当局機、中国軍ヘリが接近・追尾
読売新聞 / 2024年9月25日 19時59分
【プノンペン=安田信介】フィリピン当局は25日、南シナ海で同国と中国が領有権を争うスカボロー礁(中国名・黄岩島)付近を比漁業水産資源局の航空機が23日にパトロール中、中国海軍のヘリコプターが接近し、追尾したと発表した。スカボロー礁は中国が2012年にフィリピンから奪い、実効支配を続けている。
発表によると、比機は無線で安全な飛行距離を保つよう呼びかけたものの応答はなく、ヘリは約50メートルまで接近した。同日午後に比機が再びパトロールを行っていたところ、同じ中国軍のヘリが接近して、追尾したという。
比メディアによると、スカボロー礁上空では21日にも中国の軍用ヘリが比機に接近した。8月には、同礁付近を飛行中だった比機に中国軍機が、強い光と熱を発するフレアを至近距離で発射した。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1中国の最新鋭原子力潜水艦が今年沈没=米国防当局高官
ロイター / 2024年9月27日 7時38分
-
2イスラエル、ヒズボラとの停戦案を拒絶 ネタニヤフ首相「全力で攻撃する」
産経ニュース / 2024年9月27日 8時55分
-
3イスラエル軍がアルジャジーラの支局を閉鎖、活動休止を命ず 支局長「出ていく気はない」
産経ニュース / 2024年9月26日 21時25分
-
4中国に「き然とした態度を示す」……海自護衛艦、台湾海峡を“初通過” 背景に威圧的な軍事活動 専門家「中国はなめていた」
日テレNEWS NNN / 2024年9月27日 8時26分
-
5全身ムキムキ、素手でコンクリートの板を…北朝鮮が急に公開した“特殊部隊”の実力と、金正恩の“意外な銃の腕前”とは
文春オンライン / 2024年9月27日 6時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください