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福島第一原発でデブリ取り出し装置の引き戻し完了、カメラ交換の場合は作業中断長期化か

読売新聞 / 2024年9月25日 21時1分

右側のカメラはデブリをつまむ爪を映し、左のカメラはより広い範囲を映す=東京電力提供

 東京電力は25日、福島第一原子力発電所2号機の溶融燃料(デブリ)の取り出し装置を、原子炉格納容器から引き戻す作業を完了させた。装置先端部に付けた2台のカメラの映像が確認できない原因を調べる。

 東電は23日から装置を戻し始め、格納容器の外側にある金属製の「隔離箱」に移した。26日から箱の中にあるカメラで、装置先端部のカメラの外観を調べる。東電はカメラ本体が故障した可能性があるとみており、交換する場合、中断が長期化する可能性が高い。

 格納容器内は放射線量が高いため、建屋外から遠隔で操作し、カメラの中継映像を見ながらデブリを採取する予定だった。装置に付けた4台のカメラのうち、先端部の2台が映らなくなる不具合が17日に判明した。

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