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V争い佳境で巨人打線に陰り…岡本の連続試合安打、13で止まり「申し訳ない」

読売新聞 / 2024年9月26日 6時0分

6回2死1、2塁、内野フライに倒れた岡本和=佐々木紀明撮影

 DeNA1-0巨人(セ・リーグ=25日)――DeNAが零封勝ち。三回に内野ゴロの間に挙げた1点を、継投で守り切った。ジャクソンは6回2安打の好投。巨人は打線が3安打で、戸郷を援護できなかった。

 雨が降りしきる中で粘った戸郷を、巨人打線は援護できなかった。今季20度目の零封負けを喫した。ここ3試合のうち2戦で得点を挙げられず、合計でもわずかに1得点。気がかりなのは、優勝争いの佳境で打線の勢いに陰りが見え始めたことだ。

 150キロ台半ばに達する直球とチェンジアップを駆使するジャクソンに手を焼いた。五回まで2安打に抑えられ、三者凡退が3度。六回に敵失と死球で二死一、二塁と、得点圏に走者を進めたが、4番の岡本和は外寄りの153キロを捉えきれず一飛を打ち上げ、悔しそうにうつむいた。

 勝負の9月に入り、打線を先導しているのは、主砲の岡本和と吉川だ。10日以降、吉川は3番を任されるようになり、上位球団との直接対決で渡り合う力になってきた。試合前時点の月間成績は、岡本和は打率3割2分4厘、5本塁打、13打点。吉川も3割8分、10打点と打ちまくっている。

 その2人が今月初めて、そろって無安打に終わった。阿部監督が「クリーンアップが打てば点になる」と繰り返す通り、中軸が打てなければ、つながりを欠き、本塁は遠のく。今季全試合に出場を続ける2人の奮起は、そのまま勝敗に直結する。初回の好機でも凡退し、連続試合安打が13で止まった岡本和は「申し訳ない」と絞り出した。

 優勝へのマジックナンバーは「4」のまま。試合のなかった阪神とのゲーム差は1・5と有利な状況に変わりはない。吉川は「切り替え、切り替え」と前を向いた。残り5試合。4年ぶりのリーグ制覇へ、正念場だ。(平山一有)

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