茨城・那珂のスイーツ「ぱくぱく干しいもシュトレン」…ドイツ菓子にヒント、もっちりとした食感が好評です

ぱくぱく干しいもシュトレン

ぱくぱく干しいもシュトレン

　茨城名産の干し芋を、ドイツの伝統菓子シュトレンの生地で包んで焼いた一口サイズのかわいいスイーツだ。生地はバターをたっぷり、干し芋は粗いペースト状で、甘さは控えめにしてある。

緑茶ともよく合う

　パン工房ぐるぐる（那珂市）の自信作。シュトレンは、ドイツでも地域や家庭によって使う食材が異なるという。「ならば、茨城特産の干し芋を組み合わせてみよう」と工房のオーナーが考案した。もっちりとした食感と素朴で風味豊かな味わいが好評で、全国のパン店が新作を競う「パンのフェスアワード２０２３」でゴールド賞を獲得した。

　洋菓子に和のテイストが加わっているだけに、飲み物は紅茶やコーヒーだけでなく、緑茶ともよく合う。

「ちょっとしたおやつや来客向けお菓子に」

「パン工房ぐるぐる」統括マネジャーの菊池雅幸さん
　「お子様から年配の方まで楽しめる、優しい味わいのお菓子です。小分けに包装しており、ちょっとしたおやつや来客向けのお菓子によいと思います。ご友人へのお土産にもお薦めです」

お取り寄せ

　１０個入り２３２８円（税込み・送料別）。注文はホームページから。

　全国各地の郷土色豊かな味覚。お取り寄せもできる「ふるさとの逸品」を紹介します。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。