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ゼレンスキー氏が国連演説、ロシアの原発攻撃に強い警戒感「原発を送電網から切り離そうとしている」

読売新聞 / 2024年9月26日 16時59分

25日、国連総会で演説するゼレンスキー氏=ロイター

 【ニューヨーク=蒔田一彦】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は25日の国連総会一般討論演説で、ロシア軍がウクライナの原子力発電所や関連施設を攻撃する可能性があるとして警戒感を示した。

 ゼレンスキー氏は、ロシア軍がウクライナ南部のザポリージャ原発を占拠し続けていることを非難した上で、他の原発も攻撃を受ける恐れを指摘した。情報機関から報告を受けた内容として、「プーチン(露大統領)はウクライナの原発やインフラ(基盤施設)を攻撃し、原発を送電網から切り離そうと計画しているようだ」と述べた。

 ロシアが他国の人工衛星で原発の写真や情報を得ているとも述べた。ゼレンスキー氏は23日、米ABCニュースのインタビューで、「ロシアは中国の衛星を使い、原子力施設を撮影している」と語っていた。

 演説でゼレンスキー氏は、自らが提唱する「10項目の和平案」への支持も求めた。中国とブラジルは5月、和平に向けた独自案を発表したが、ウクライナからの露軍撤退を求める項目がない。ゼレンスキー氏は「(中国とブラジルの)真の関心が何なのか疑問だ」と述べ、応じない姿勢を示した。

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