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北朝鮮「2けた以上」の核爆弾製造可能か…アメリカ大統領選に合わせて核実験の可能性

読売新聞 / 2024年9月26日 18時58分

金正恩氏(2018年6月12日)=ロイター

 【ソウル=小池和樹】韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は26日、北朝鮮が11月の米大統領選に合わせて7回目の核実験を行う可能性があるとする分析を国会に報告した。北朝鮮が核爆弾の原料となるプルトニウムを約70キロ・グラム、高濃縮ウラン「相当量」を保有し、「2けた以上」の核爆弾製造能力があるとの見解も示した。出席した議員が記者団に明らかにした。

 国情院は、米大統領選に合わせて北朝鮮が核実験を強行する可能性を「排除できない」とした。挑発手段としては、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射などもあるが、核実験については「(米大統領選)前よりは、後の方が可能性がある」とみているという。2017年9月に6回目の核実験を行った北朝鮮は、7回目の実験準備をすでに終えているとされる。

 北朝鮮は今月13日、 金正恩 キムジョンウン朝鮮労働党総書記のウラン濃縮施設の視察を報道する中、核施設内部の写真を初めて公開した。国情院は「大統領選を控えたアメリカを意識したもの」としつつ、「(北朝鮮)国内の経済状況が非常に悪いため、住民を鼓舞するための行為」とも指摘した。

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