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鳥取知事「まんまと炎上商法にひっかかった」とご満悦…ピンク色の「恋がかなう駅」が話題

読売新聞 / 2024年9月27日 10時40分

ピンク一色の恋山形駅(智頭町で)

 鳥取県と第3セクター・智頭急行(鳥取県智頭町)は26日、駅をピンク色に塗り「恋がかなう駅」としてPRする恋山形駅の応援プロジェクトを発表した。ラッパーの呂布カルマさんによるSNSへの書き込みで同駅が話題になったことを受け、急きょ、実施を決めた。

 同駅を巡っては、鳥取市内で開催された野外音楽フェスに出演したカルマさんが22日、「何だこの駅…気持ちわりぃ…」とX(旧ツイッター)に写真を添えて投稿。賛否両論の声が上がり、話題になった。

 26日の県議会本会議で、この話題について県議に指摘された平井伸治知事は「(ピンクにしたのは)金がないなりに地域を売り出すための知恵」と発言。「鳥取県は『炎上商法』でやっている。そういう意味でまんまとひっかかった」と冗談を交えて述べ、議場の笑いを誘った。

 プロジェクトは10月12日から。SNSに「#恋山形駅」を付けて駅の写真と応援メッセージを投稿し、画面を智頭、大原、上郡3駅のいずれかで駅員に見せると恋山形駅のキーホルダーがもらえる。智頭急行の担当者も「書き込みに対して言うことはないが、この機会に恋山形駅を訪れてほしい」と話している。

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