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袴田巌さん再審無罪、小泉法相は再審制度の在り方「慎重かつ丁寧に検討すべき」…死刑制度「廃止は適当でない」

読売新聞 / 2024年9月27日 18時16分

小泉法相(9月13日撮影)

 静岡県一家4人殺害事件で死刑が確定した袴田巌さん(88)が再審無罪となったことについて、小泉法相は27日の閣議後記者会見で「所感を述べることは差し控える」としつつ、再審制度について「様々な観点から慎重かつ丁寧に検討すべきものと考えている」と述べ、議論を重ねていく見解を示した。

 袴田さんを巡っては、死刑の確定から再審開始が確定するまで40年以上かかり、審理の長期化が問題視されている。

 小泉法相は再審制度の在り方について「法改正の必要性も含めて様々な議論があることはよく承知している」とした上で、法務省内の有識者協議会で再審制度を含む刑事手続きについて議論されていることに触れ、「充実した議論が行われるよう力を尽くしていきたい」と語った。

 一方、死刑制度については、世論調査で容認論が多数を占めていることを挙げ、「廃止は現時点では適当ではない」と話した。

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