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小林鷹之氏は議員票41票で次も「挑戦」、河野太郎氏は党員票1桁で8位に沈む…敗北陣営に明暗

読売新聞 / 2024年9月27日 19時54分

自民党総裁選を終え、議員らにあいさつする小泉進次郎・元環境相(中央)と小林鷹之・前経済安保相(右)(27日、党本部で)=松本拓也撮影

 自民党総裁選では、「総裁候補」としての基盤を築いた候補がいた一方、存在感の低下を印象づける候補もおり、明暗が分かれた。

 国会議員票で4位の41票を集めた小林鷹之・前経済安全保障相は27日、結果を受け、「『脱派閥』選挙を掲げ、仲間が立ち上がり共に走ってくれた」と記者団に語った。当選同期の4期生以下を中心に支持を集め、次期総裁選にも「挑戦する」と明言した。豊富な閣僚経験のある林官房長官も、災害対応など危機管理を優先させた姿勢も浸透し、全体4位に食い込んだ。

 一方、茂木幹事長は全体6位だった。旧茂木派から加藤勝信・元官房長官も出馬し、国会議員票が分散した。「幹事長を退任すればもはや影響力はない」との声も上がった。加藤氏の国会議員票は推薦人の20人を下回る16票にとどまり、森山総務会長が「覚悟を持ち推薦人になり、推薦を確認した党員が投票する」と苦言を呈する場面もあった。

 前回決選投票に進んだ河野デジタル相は全体8位で、期待した党員票は1桁に沈んだ。所属する麻生派の支持を土台としたことが批判を浴びたうえ、同派のまとまった支援も得られずに国会議員票は22票にとどまった。出馬に向けての推薦人集めが難航した上川外相は、国会議員票を積み増せず全体7位だった。

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