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新大関大の里、母校で餅つき…「厳しい環境で唯一の楽しみは学校だった」「友達に恵まれた」

読売新聞 / 2024年9月29日 19時3分

観客の掛け声に合わせて力強く餅をつく大の里関(28日、糸魚川市で)

 新潟県糸魚川市の県立海洋高校出身で、大相撲秋場所で優勝し大関に昇進した大の里関(24)が28日、同校に近い道の駅「マリンドリーム能生」の開館35周年記念イベントに参加した。地元ファンらが大勢詰めかけ、快挙を成し遂げた「郷土」の力士をたたえた。

 大の里関は、同じく同校出身で同郷(石川県津幡町)の十両欧勝海関(23)とともに登場。2人は地元の子どもたちと花の苗木を植えた後、大の里関は餅をつき、欧勝海関と一緒に餅まきをした。

 この後、欧勝海関の師匠・鳴戸親方(元大関琴欧洲)も交えてトークショーが行われた。大の里関は秋場所を振り返り、「一番一番に集中した。結果がついてきてよかった」と話した。

 同校のある同市能生地区での思い出を聞かれ、大の里関は「厳しい環境の中、唯一の楽しみは学校だった。友達に恵まれて楽しかった」、欧勝海関は「人間的にも育ててくれた場所に久しぶりに帰ってきて、思い出が鮮明によみがえってきた」と語った。

 長岡市から訪れたパート従業員の女性(50)は「大の里関のスピード出世にはびっくりした。間近に見て力強さを感じた」と目を見張っていた。

 2人はこの日午前、自分たちの姿がデザインされたえちごトキめき鉄道のラッピング列車のお披露目セレモニーに出席した。

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