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山下美夢有に30ヤード差つける飛ばし屋竹田麗央、日本女子OP制す…より大きな戦いの場も思案

読売新聞 / 2024年9月29日 20時9分

今季7勝目を挙げた竹田麗央(29日)

 ゴルフ・日本女子オープン選手権最終日(29日・茨城大利根CC西=6845ヤード、パー72)――首位から出た竹田麗央(21)が3バーディー、1ボギーとスコアを伸ばして通算10アンダーとし、国内メジャー2連勝を飾った。今季、ツアー通算ともに7勝目で、賞金3000万円を獲得。2打差の2位は岩井明愛。3位は7アンダーの山下美夢有。古江彩佳ら3人が6アンダーの4位。前回優勝の原英莉花は4アンダーで8位だった。

 国内ツアー史上最長の6845ヤード。ラフは長いが、フェアウェーは広い。飛ばし屋の竹田は大会前、多くの人から「このコースは向いている」と言われて、優勝を強く意識して臨んでいた。

 首位で並んでいた山下と回った最終日。1打目の飛距離で常に30ヤード以上引き離した。3番では残り185ヤードから5番アイアン、8番では125ヤードをピッチングウェッジでいずれも30センチにつけてバーディー。じわじわと引き離す。

 もちろん、飛ばすだけでは勝てない。12番パー3ではスイングの瞬間にスマホの音が鳴り、右の深いラフに打ち込んだ。バンカー越えの難しいショットとなったが、「自分を信じて」ふわりと浮かせ、寄せてパー。13番でも、ラフからの25ヤードを約1メートルにつけてバーディーを奪い「今週はアプローチが良かった」と言った。

 女子オープンは熊本国府高3年だった3年前に7位となり、ローアマチュアに輝いた大会だ。当時はラフや距離の長さに「歯が立たない」と感じたが、今は「こういうセッティングでやる楽しさが分かる」。

 米ツアーの予選会に挑戦するかどうか思案中だという。今、活躍中の舞台が狭く感じ始めている。(小石川弘幸)

岩井明愛「後半バーディーが来ていい位置にいるのは分かっていたが、3番と18番のボギーがもったいなかった」

山下美夢有「攻めのゴルフをしたけれど、チャンスにつく回数が少なかったし、ショートゲームもあまり良くなかった」

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