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侍ジャパンが先制許す、好投の高橋宏斗から早めの継投が裏目に…アメリカが五回に先制ソロ本塁打

読売新聞 / 2024年11月21日 20時32分

4回2死1塁、ウィリアムズから空振り三振を奪った高橋宏(21日)=片岡航希撮影

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」で日本代表「侍ジャパン」は21日、2次ラウンド初戦でアメリカと対戦、前半は日本・高橋宏斗(中日)、アメリカ・ヒルの両先発が好投して投手戦となった。先に動いた日本は五回から継投に入り、2番手の隅田(西武)にスイッチした。

 高橋宏は立ち上がりの初回を、得意のスプリットで3者連続三振に仕留める完璧な内容。二回以降はヒットで走者を背負いながらも要所を締め、強打のアメリカ打線に対し、4回を2安打、8三振、1四球、無失点に抑えてマウンドを降りた。

 しかし、この継投が裏目に。アメリカは五回、先頭打者の6番・トーマスが、代わりばなの隅田のフォークを捉えて左越えのソロ本塁打を放ち、均衡を破った。

 アメリカの先発は44歳、メジャー90勝の左腕・ヒル。大きなカーブを有効に使って打者のタイミングを外し、日本打線に対して4回を4連続を含む5奪三振、ヒットは初回の辰己の1本のみで、無失点と好投し、マウンドを降りた。

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