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侍ジャパンが逆転、下位打線の3連打から小園が勝ち越し三塁打…つなぎの野球本領発揮

読売新聞 / 2024年11月21日 20時58分

5回2死1、3塁、小園が勝ち越しとなる2点適時3塁打を放つ(21日)=西孝高撮影

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」で日本代表「侍ジャパン」は21日、2次ラウンド初戦でアメリカと対戦、五回にソロ本塁打で先制された直後に、下位打線の3連打を足掛かりに3点を挙げて逆転した。

日本3-1アメリカ(5回終了)

 先発左腕、ヒルの大きなカーブにタイミングを狂わされ、四回まで1安打5三振に抑えられていた日本は五回、この回から登板した2番手左腕のトンプソンを攻め、一死から源田(西武)、佐野(DeNA)の連打で一、二塁とすると、9番・坂倉(広島)の右翼線二塁打でまず同点。さらに代わった3番手のバーノンに対して二死一、三塁とし、2番・小園(広島)が右翼線を破る三塁打で2者がかえって勝ち越した。

 いわゆる「大砲」が不在のチームだが、井端監督が標榜する「つなぎの野球」の本領発揮。この回4安打を集めて試合をひっくり返した。(デジタル編集部)

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