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白井空良が逆転で「9クラブ」連発の頂上決戦制す、堀米雄斗2位「特別な場所で滑れた」…SLS東京

読売新聞 / 2024年11月23日 21時35分

ストリートリーグ男子決勝に出場した白井空良(23日、有明アリーナで)=須藤菜々子撮影

 スケートボード・ストリートの世界最高峰ツアー「ストリートリーグ(SLS)」東京大会(読売新聞社協力)の男子決勝が23日、東京・有明アリーナで行われ、パリ五輪4位の白井空良そら(ムラサキスポーツ)が優勝した。2位は、オリンピック連覇の堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)、3位はクリス・ジョスリン(米国)だった。

 決勝は、高得点の9点台を示す「9クラブ」が連発するハイレベルな戦いとなった。2本を滑るランでは、堀米、白井、ジョスリンの3人で5回の「9クラブ」を記録した。

 後半の一発技(ベストトリック)もハイレベルな戦いが続いた。最後の5本目で、白井は攻めの滑りで9・4点を出しトップに立った一方、ジョスリンと堀米がミスし、優勝を決めた。

 決勝後、白井は「自分の成長を実感できた。これで(堀米)雄斗に勝ったとは思ってないけど、うれしいです」と話していた。一方で、「勝てば勝つほど注目度が上がり、難しくなっていく」とぼやいていた。

 堀米は、「地元の東京という特別な場所で滑れた。自分の滑りができてうれしかった」と語った。

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