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信金職員が顧客の3950万円着服、生活費や遊興費などに充てる…全額補償へ

読売新聞 / 2024年11月30日 14時56分

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 松本信用金庫(長野県松本市)は29日、浅間温泉支店に勤務していた職員が、顧客から預かった計約3950万円を着服していたと発表した。職員は28日付で懲戒解雇処分となった。同信金は刑事告訴を準備している。

 発表によると、職員は2019年5月~24年10月、顧客の預金を無断で解約するなどの手口で着服を繰り返した。不審に思った顧客から先月申し出があったことで事態が発覚。職員は内部調査に対し、着服を認めた。生活費や遊興費、借金の返済などに充てていたという。被害にあった顧客は6人で、今後全額補償するという。

 職員の年齢や性別、具体的な手口、同支店以外での勤務歴については明らかにしていない。同信金は「信用を第一とするべき金融機関として、深く反省している。被害に遭われたお客様に心から深くおわび申し上げる」としている。

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