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「豊盃」の酒蔵が「最初で最後」の純米大吟醸を再び発売…要望多く6年ぶり復活、来年以降も

読売新聞 / 2024年11月30日 20時0分

6年ぶりに発売された「最初で最後 30」

 清酒「豊盃」で知られる三浦酒造(青森県弘前市)は29日、新商品「豊盃純米大吟醸 最初で最後 30」を発売した。原料米を30%まで磨いた特別な酒で、同社は「ワインのようにビンテージものの日本酒として楽しんでほしい」とPRしている。

 「最初で最後」は2018年に限定1000本を製造・販売したが、「また飲みたい」との要望が多く、6年ぶりに再発売を決めた。

 原料となる「豊盃米」は、1976年に開発された県産酒造好適米。現在は弘前市内など3軒の農家だけで栽培されている。「最初で最後」は、豊盃米の玄米を低温で6日以上ゆっくりと精米し、30%まで磨き上げた原料を使っている。雑味の元となるたんぱく質を極限まで取り除き、芯に近いでんぷん質の純粋な味わいを生かすためだ。

 今回の酒は、昨年産米を使って今年2月に仕込んだ。肥料や栽培法にこだわった「アップグレード米」を使っている。杜氏とうじでもある三浦文仁専務は「キレがあり後味すっきりに仕上がった」と味に太鼓判を押している。

 来年以降も継続して製造、販売する予定だ。購入は、全国110の特約店で。720ミリ・リットル入り3万3000円(税込み)で、限定1500本。

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