弾劾主導の韓国野党代表、子どもの不正入学巡り実刑確定…退陣運動に影
読売新聞 / 2024年12月13日 8時15分
【ソウル=依田和彩】韓国大法院(最高裁)は12日、子どもの不正入学の疑惑に絡み、偽造私文書行使や業務妨害罪に問われた左派系第2野党・祖国革新党(12議席)の
脱落
●氏は即日、国会議員職を失った。公職選挙法などに基づき、執行後の5年間も合わせ計7年間、被選挙権も
3月に党を設立し、4月の総選挙の比例代表で当選した●氏は最大野党「共に民主党」の
●氏は近く収監され、党代表も辞任する見通し。●氏の失職により、4月の総選挙で比例代表候補として立候補し、落選したソウル神学大教授が繰り上げ当選する。
延期せず
●氏は、尹氏が戒厳令を解除した4日、「重大な時期に主要政党の役割が必要だ」として判決延期を求めたが認められなかった。
野党の有力大統領候補の遅延工作が通じなかったことは、11月15日に公選法違反(虚偽事実公表)の罪に問われて1審で懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を受け、控訴審、上告審を控える李在明代表の焦りをかき立てたことは間違いない。
罰金100万ウォン(約10万円)以上の刑が確定すれば、国会議員資格を失い、被選挙権を5年間失って、●氏と同様、次期大統領選レースから脱落するためだ。李氏は、控訴審の弁護人を選定しない遅延工作に出ている。
広告
尹大統領が指名した保守派の
大法院は今年9月頃、公選法違反事件の1審判決を起訴から6か月以内、控訴審、上告審判決はそれぞれ3か月以内に言い渡すよう定めた公選法270条を厳守するよう各裁判所に文書で勧告した。12月9日には朝鮮、東亜、中央日報など主要日刊紙に「迅速で公正な裁判。国民のため必ず守らなければならない使命です」とうたう広告まで掲載した。
李氏の判決時期は、尹氏の弾劾と並んで韓国政治の行方を占う要因として一層注目を集めている。左右対立が激しさを増す韓国で、司法が中立と原則を守れるかも問われている。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1日本の解き方 シリアのアサド政権が崩壊、ウクライナやアジアにも動き 世界に新たな混沌か新秩序か 根っこはトランプ氏の存在に帰着
zakzak by夕刊フジ / 2024年12月13日 6時30分
-
2尹大統領への2回目の弾劾訴追案、与党内「反対」で調整難航…少なくとも7人が賛意
読売新聞 / 2024年12月13日 11時51分
-
3支援物資配布に攻撃、13人死亡 ガザ南部でイスラエル軍
共同通信 / 2024年12月12日 21時13分
-
4韓国・尹錫悦大統領の戒厳令は妻を守るためだったのか「占い師の囁きで大統領府移転を指示」「株価操作」「高級バッグ授受」…噴出する数々の疑惑
NEWSポストセブン / 2024年12月13日 11時15分
-
5韓国大統領「中国人のスパイ行為」非難 中国は不満表明
AFPBB News / 2024年12月13日 10時27分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください