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箱根駅伝へ壮行会、国学院大が初V・3冠に意気込み…平林清澄主将「総合優勝で監督の大号泣見る」

読売新聞 / 2024年12月13日 16時6分

箱根駅伝初優勝に向けた意気込みを語る平林主将(手前)とエントリーメンバーたち(13日、東京都渋谷区の国学院大渋谷キャンパスで)

 来年1月2、3日の第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)に出場する国学院大の壮行会が13日、東京都渋谷区の同大渋谷キャンパスで開かれ、前田康弘監督とエントリーメンバーらが初優勝と大学駅伝3冠達成に向けた抱負を語った。

 就任16年目の前田監督は、10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝を立て続けに制した今季の強さについて、「チーム力、団結力が抜けている」と強調。「選手が少し不安になる時、走ってもなかなか結果が出ない時に、先輩後輩、強い弱い関係なく『お前なら大丈夫だ。いけるよ』という雰囲気が、このチームにはあふれている。仲間を信じ、スタッフも選手を信じ、ここに来てくれている皆さまも選手を信じてもらって、一緒に戦いたい」と呼びかけた。

 チームのエースでもある平林清澄主将(4年)は、2019年出雲駅伝の初優勝時に指揮官が男泣きした姿を見て、国学院大への進学を決めたエピソードを紹介。「今年こそ前田監督の『大号泣』が見られるように、その結果にふさわしい箱根駅伝総合優勝を取れるように、チームとして全力で頑張ります」と力強く宣言した。

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